スポンサーサイト

 -----------:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック(-) コメント(-)

「緑幻想」/想い

 2005-08-04-09:18
新井素子「緑幻想(グリーン・レクイエム?)」

「緑の髪の少女」というイメージが印象深い本。

いきなり?の紹介から始めてしまうけれど、amazonから引っ張るとこんな感じ。

内容(「BOOK」データベースより) 明日香は本当に死んだのか…。彼女の「愛」は滅んだのか…。緑の大地に今、何かが起ころうとしている。のぼる、旋律。おりる、旋律。リフレイン。そのあとひたすらのぼりつめて…。何だろう、この旋律、不思議になつかしい、不思議に昔のことを思わせる…。明日香の想いが作りあげた『グリーン・レクイエム』の物語は、より美しい愛の想いへと凝縮しながら、幕を下ろす。待望の書下ろし長編。

?では、「緑の髪の少女」明日香と、「信彦さん」との出会い、恋が描かれている。種々の事情で、「狩られる」ことになってしまった明日香は、自らを閉じてしまう?は、その後の物語。でも、明日香が全く出て来ないわけではない。彼女の想いはきちんと生きている。?の方が広がりと、脇の人物造形に魅力を感じる。

?に流れる「グリーン・レクイエム」「ひたすら望郷の思いに満ちた、とにかく帰りたいって曲」だけれど、?のラストに流れる曲は「すべての動物を愛してる」という曲。全編、音楽、想い、植物が溢れる小説です。

作者あとがきによると、グリーン・レクイエムは、十九のおわりから二十にかけて書いたお話で、ショパンのノクターンを基調に作ってあるのだけど、ショパンのノクターンを基調にお話を作ろうと思ったのは、中学生のときにさかのぼるのだそうだ。音楽の宿題の感想文で、曲を聴いてどんなイメージがわいたかを書きつらね、戻ってきたその点数は無残だったけれど、これはお話になるなぁと考えたのだそうだ。その感受性の豊かさに舌を巻く。頭の中には、常にお話が流れているのでしょうか。

新井 素子
グリーン・レクイエム
新井 素子
緑幻想

高野史子さんによる表紙カバーも美しい。

*臙脂色の文字の部分は本文中より引用を行っております。何か問題がございましたら、ご連絡ください。
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://tsuna11.blog70.fc2.com/tb.php/888-c4f7ea5d
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
プロフィール

つな がる

Author:つな がる
つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
興味を持った記事があったり、あなたが読み終えた本について語っていたら、是非あなたの感想を教えて下さい。お待ちしています。

2008年3月23日に、fc2ブログに引っ越してきました。それ以前のamebaブログでの更新も、引っ越しツールによって移行しています(以前の記事は、表示が少々見辛いかもしれません。ご容赦を)。

掲示板その他リンク

ユーザータグ
最近の記事
カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

RSSフィード
カウンター

月別アーカイブ
検索エンジン情報
Googleボットチェッカー Yahoo!ボットチェッカー MSNボットチェッカー

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。