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「生首に聞いてみろ」/ミステリーかファンタジーか

 2005-09-06-09:19
法月綸太郎「生首に聞いてみろ」

法月綸太郎氏、初読みで、何の予備知識もないまま読み始めたのだけれど、本書は著者と同名の探偵が活躍するシリーズの内の一作であるとのこと。「本格ミステリ」とのことだけれど、これはちょっと微妙だった。

主人公、法月綸太郎がミステリ作家で、父の警視と協力して捜査にあたるという設定は、どう考えてもファンタジー。現実の警察の捜査では有り得ない(てか、こんなことが現実にあったら、ヤだ)。内田康夫の「浅見光彦シリーズ」との関連性を考えないでもない。親族を印籠に使うのは、ちょっとねえ。

ストーリーはこんな感じ。

前衛彫刻家・川島伊作の遺作、彼の過去の作品「母子像」に連なる石膏直取りの新作から、首が切り取られ、盗まれた。首を切り取られた石膏像は、伊作の娘、江知佳から型取ったもの。綸太郎は、石膏像のモデルである彼女の身を心配した、江知佳の叔父である翻訳家、川島敦志から相談を受ける。謎を追う内に、江知佳が失踪し、川島家の過去の暗部に迫ることになる。

周囲にはちょっと胡散臭い人ばかり。ミスリードの部分が少し冗長。でも、この「胡散臭い」部分は嫌いではないので、このシリーズ、もう一作くらい読んでみようかな。でも、カテゴリーは「本格ミステリ」というよりは「ファンタジー」だと思う。「本格ミステリ」って、大概「謎のための謎」になるから、「ファンタジー」に近付いていくのですかね。
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ついでに一つ告白。
「ほうげつりんたろう」と読んで、「うちの図書館には置いてないのよねえ」と思っていたのですが、「のりづきりんたろう」さんとお読みするのですね。名字、一文字も合ってませんでしたよ、がくり。そりゃ、図書館でも見当たらないはずだよ、がくり。


法月 綸太郎
生首に聞いてみろ
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