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「老ヴォールの惑星」/外世界に向かうということ

 2005-10-01-10:07
私はSF作品が苦手。その世界設定の方が気になってしまって(どうして、この設定が必要になるの?とか)、どうも物語に入ることが出来ない。これはそんな私でも読めたSF作品。

小川一水「老ヴォールの惑星」ハヤカワ文庫JA

SF色が薄いのかというと、決してそんなことはないのだけれど、多分、テーマであるコミュニケーションや、社会を形作ること、外の世界に向かうことが、その設定にぴったりきていると感じたからだと思う。

収録されているのは、「ギャルナフカの迷宮」「老ヴォールの惑星」「幸せになる箱庭」「漂った男」の四編。

「幸せになる箱庭」だけは、そんなに好きではなかったのだけれど、あまり気に入らなかったこれだって、根本的には明るい方向を目指している。皮肉な視線があまりないから(その点が弱いという意味ではなくて、いい意味で)、すらすらと読めたのかも。

一番好きだったのは、「老ヴォールの惑星」

ヴォールたちが生きるサラーハは熱風の惑星。彼らは超臨界水の海に、二本の袋状の鰭肢を突き立てて、高熱と高速で電離した水素の風をエネルギー源として生きる。彼らの仲間の中では、高速の光学コミュニケーションによって、知識と経験が受け継がれる。

過酷だけれど、ある意味では平穏だった惑星サラーハの日々に、ある日、彼ら種族の存亡の危機がやってくる。
その時、各個体たちはどう行動したのか?

「ギャルナフカの迷宮」では、テーオとタルカの愛、全てが終わった後のテーオの勇気に、「漂った男」では、タワリ中尉の友情にぐっと来た。

小川 一水
老ヴォールの惑星

ハヤカワ文庫JAの「JA」ってナニ?と思ったら、「Japanese Author」の略なんだって。・・・なんじゃ、そりゃ~。
SF
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