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「禁じられた楽園」/怖い怖い怖い怖い

 2005-10-11-09:07
恩田陸「禁じられた楽園」

季節は凶暴な夏。

噎せ返るような緑の中、和歌山の山中深くに作られた、『神の庭』に招かれた捷と律子。『神の庭』は、世界的アーティストである烏山彩城が作った、場所や空間全体を作品として体験させる芸術(インスタレーション)であり、一大テーマパークでもある。

しかし、そこは誰もが入ることが出来る場所ではない。彼らをそこに呼び寄せたのは、何の意志なのか? なぜ、ごく一部を除いて、平凡な人間である彼らが、烏山彩城の甥であり、やはり世界的アーティストである、烏山響一から『神の庭』への招待を受けたのか?
烏山響一と、捷と律子との関係は、知人ではあるが、親しい友人ではない。

ほぼ同時期に、『神の庭』プロジェクトに関わった、大手広告代理店勤務の淳が失踪する。彼の婚約者である夏海、大学時代の友人和繁も、淳を追う
うちに『神の庭』に足を踏み入れる。

彼らがそこで見たものとは?
***************************************
全編に散りばめられた負のイメージや引力、圧倒的なインスタレーションのイメージが、とてもとても怖い小説。憎悪、悪意、暗く隠しておきたい部分。
ちょっと、これ、一人でいる時には読みたくない。

ラストはそれまでの緊張感に比べると少しあっけないけれど、ここまで怖い、不思議な感覚を味あわせて貰ったから、まあ、十分なのかな。
あの形でないと、収拾つかないし。

この本の中のインスタレーションは、絶対自分では体験したくない。
自分の中からは、どんな暗い記憶が呼び覚まされるのか?
恩田さんは、どこからこんな怖いイメージを生み出せるのだろう。とても怖く、不気味でもある小説。

wikipediaによる「インスタレーション」の解説はこちら

恩田 陸
禁じられた楽園

☆関連過去記事
図書室の海 」、「六番目の小夜子 」 、「黒と茶の幻想 」 、「麦の海に沈む果実 」 、「夜のピクニック 」?
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