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「鳩笛草―燔祭・朽ちてゆくまで」/ある三人の女性

 2005-10-20-08:10
宮部みゆき「鳩笛草―燔祭・朽ちてゆくまで」

これは、超能力を持つ3人の女性を巡る三つの物語。

目次
朽ちてゆくまで
燔祭
鳩笛草

「朽ちてゆくまで」は幼いころに両親と共に事故に遭い、一人生き残った智子の物語。一緒に暮らしていた祖母の死により、それまで住んでいた家を売却しなくてはならなくなった智子。智子には、実は両親と共に事故に遭う以前の記憶がない。家の整理をする内に、智子は不思議なビデオテープを見つける。
最後に彼女の元に還って来た物とは。

いつかこの身が朽ちてゆくまで。

彼女はそれを背負って生きなくてはならない。

「燔祭」「クロス・ファイア」の青木淳子の物語。ただし、主人公は青木淳子ではない。語りは9歳違いの妹を殺された、多田一樹。これは多分、「装填された銃」として生きる、青木淳子の初めての「仕事」の話。

(新聞を見ていて。そこに載れば、あなたにはそれがわたしだってことがわかる。元気で生きているってことがわかる)
装填された一丁の銃として生き続けているということが。

青木淳子の生き方は悲しすぎる。

「鳩笛草」は、刑事の貴子が主人公。彼女はその人の持ち物に手を触れることで、時には人の呼吸を感じたりするだけで、その人の心の中を識ることが出来る。所謂、透視能力者。しかし、彼女には負い目がある。自分はこの能力のために、私服刑事になれたのではないか?もし、この能力が衰えても、自分は刑事でいられるのか?

「歌うことのできる花なんて、花の中じゃ異端児でしょう。だから、こっそり隠れて、朝早くとか夜遅くとかに、密かに歌うのよ。だけど、鳩笛草は、きっと歌うことが好きだろうって。目立たなくて、ちっとも鮮やかじゃない地味な花だけど、でも、歌うことができるってことを楽しんでるだろうって、あの人は言ってた」

彼女の同僚の、大木刑事がいいです。

オンライン書店ビーケーワン:鳩笛草

*臙脂色の文字の部分は本文中より引用を行っております。何か問題がございましたら、ご連絡ください。
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つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
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2008年3月23日に、fc2ブログに引っ越してきました。それ以前のamebaブログでの更新も、引っ越しツールによって移行しています(以前の記事は、表示が少々見辛いかもしれません。ご容赦を)。

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