スポンサーサイト

 -----------:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック(-) コメント(-)

「カーテン」/企画参加「名探偵で行こう!」

 2005-11-01-10:02

「手当たり次第の本棚」 のとらさんの企画、「名探偵で行こう!」。?

前回は「女性探偵物」を上げたのですが、やっぱり私の名探偵の本命は、灰色の脳細胞を持つ、ベルギーの小男、エルキュール・ポアロ!
今日はポアロで、この企画に再挑戦したいと思います。
**********************************************
前回までのおさらい
■とらさんの記事はこちら
テーマ企画!「名探偵で行こう!」(参加募集)
■私の関連記事は、以下の二本です。
→「女には向かない職業」/企画参加「名探偵で行こう!」
→「アガサ・クリスティーの食卓」/企画「名探偵で行こう!」番外編
**********************************************
それでは、設問に入ります。

■Q1 現時点で一番好きな名探偵は、いったい、誰(1名限定)
    理由もあげてね

既に書きましたが、やっぱりエルキュール・ポアロ!自尊心が人一倍強くて洒落者、人間観察にもおさおさ怠り無い所が好きです。
ポアロにかかれば、日の下であればどこでも、「犯罪の現場」にふさわしくなってしまう。例えば、休暇中の美しくロマンチックで平和な小島、例えば家族が集まるクリスマス、例えば、平和、善意の精神、若しくは偽善が支配するクリスマスシーズン。

 休暇で来ているということは、そこに存在する理由が不必要だという意味で、犯罪現場にふさわしい。
 離れ離れの家族が集まるということは、ある種の精神的緊張が増長する。
 楽しい気分であるべきクリスマスは、大いに飲み食いして肉体的不快感が高まる季節でもある。
 

人間に対する好奇心で、自慢のお髭をぴくぴくしているイメージがあります。

映像化したもので言えば、やっぱりデビット・スーシェ。
尊大な態度と、悪戯っぽくきらきら光る瞳、まあるい頭が、ポアロそのものだったように思います。

■Q2 その名探偵が関係した事件で一番印象深かったものは何
    (1作限定)

印象深いのは、ポアロの最後の事件である、「カーテン」
何と言っても、これは「最後の事件」であります。読む前には、相当迷ったのですが、誘惑に耐え切れず読んでしまった。随分前に読んだのですが、幸いなことに、ポアロに対する愛情は薄れませんでした。


「カーテン」の舞台は、スタイルズ荘。語りは御馴染み、ヘイスティングズ大尉。勿論、長い時が経ったので、スタイルズ荘やその周辺の変化も容赦なく描かれる。しかし何と言っても、一番容赦が無いのは、ポアロの風貌に関する記述(ここでは、引用はしませんが)。

外観は昔とすこしも変っていないが、どうみても化粧直しが必要なようだった(p10)。
安っぽい現代風の家具がいれてあって、これには少々うんざりした。私ならば、家の建築様式にふさわしいものを選ぶのだが(p15)。
老齢による惨めさほどいたましものはないと思う。私の気の毒な友。いままで私は彼の風貌をいくどとなく描いてきた。いまはただ昔と違ったところだけを述べよう(p16)。

クリスティ女史には、時々「そこまで書くか?」「自分で創り出した人物に愛情が無いのか?」と思ってしまうような、容赦の無い筆致が見られますよね。でも、ここまで書くからこそ、アガサ・クリスティは「女王」なんでしょうね。

「カーテン」では老齢のポアロが描かれます。おろおろするヘイスティングズ大尉の語りに騙されそうになりますが、肉体は衰えても、ポアロの頭脳は衰えてはいません。

■Q3 その名探偵を支える脇役(常連キャラ)の中で好きなキャラは?
    (1名限定)

ヘイスティングズ大尉。「わが友(モナミ)ヘイスティングズ」。
ポアロはいつもヘイスティングズを馬鹿にしていたようにも見えるけれど、あれもまたポアロなりの愛情表現なのだろうなぁ、と思う。

さよう(メ・ウイ)、フェアプレイだ!きみはいつも私のやり方がフェアじゃないと非難したが、そんなことはない。きみにはフェアプレイで終始した。きみは努力すれば報いられたはずなのだ。私はルール違反などしていない。真相を知る機会はことごとくきみに与えられていたのだ。

なにしろきみはあまりにも信じやすい男だから・・・・・・
あまりにも人がよすぎるから・・・・・・

上の二つの部分は「カーテン」からの引用ですが、基本的なスタンスは上のそれだろうし、ポアロは下のようなヘイスティングズの実直さを愛したのだろうな、と思う。

■Q4 その名探偵が物語中で飲食していたもののうち、お相伴したい
    ものは?(1品限定)

ホットチョコレートもいいな、と思うのですが、せっかく「アガサ・クリスティーの食卓」を読んで思い出したので、クリスマス・プディングにします。

でも、ベルギーチョコを食べると、「ふふふ、ポアロ。美味しいよ」と怪しく呟きたくなってしまいます。ベルギービールも美味。

■Q5 次に記事を書いてもらいたい人を1名指名のこと(指名しなくても可)

やってみたいと思う方がいらしたら、是非どうぞ!
トラックバック、お待ちしてます♪

アガサ・クリスティー, 中村 能三
カーテン―ポアロ最後の事件
北野 佐久子
アガサ・クリスティーの食卓

ハピネット・ピクチャーズ
名探偵ポワロ DVD-BOX1

*臙脂色の文字の部分は、引用を行っております。何か問題がございましたら、ご連絡ください。
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://tsuna11.blog70.fc2.com/tb.php/738-db795f81
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
プロフィール

つな がる

Author:つな がる
つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
興味を持った記事があったり、あなたが読み終えた本について語っていたら、是非あなたの感想を教えて下さい。お待ちしています。

2008年3月23日に、fc2ブログに引っ越してきました。それ以前のamebaブログでの更新も、引っ越しツールによって移行しています(以前の記事は、表示が少々見辛いかもしれません。ご容赦を)。

掲示板その他リンク

ユーザータグ
最近の記事
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

RSSフィード
カウンター

月別アーカイブ
検索エンジン情報
Googleボットチェッカー Yahoo!ボットチェッカー MSNボットチェッカー

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。