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「沖縄やぎ地獄」/食べる沖縄

 2005-12-28-11:02
さとなお
沖縄やぎ地獄

悪そうな山羊の表紙が一際目を引くけれど、これは著者の等身大の沖縄エッセイというか、食べたこと、感じたことを身の丈で理解して書かれたような本。

目次
トフギの謎
ゴーヤー調教
大量食堂
「オリ生」発「クース」経由「うこん」行
すばの細道(1)沖縄そばを攻めてみる
すばの細道(2)独特すぎるその食感
すばの細道(3)灰汁VSカンスイ
すばの細道(4)沖縄そばの秘密
ひめゆり定食を食べながら
沖縄やぎ地獄
汁物クリーンナップ
豚は長寿の素なのか
日本一苦い朝食
硬派でフィクサーな島豆腐
豆腐酔う
キミはタコライスを知っているか
沖縄=ステーキという幻想が終わるとき
脳内ネーネーズ

目次を読んでも、何だろうと気になるものが沢山あった。また、あくまで「著者の身の丈」をベースにしているので、例えば戦争について、例えば基地について書いていても、それは決して大上段に構えたものではない。

専門的な話ではないかもしれないけれど、ごく普通の「戦争を知らない」本土の人間が感じるようなことで、より自分に近いように感じた。難しいことを抜きにしても、著者の妻・優子さんと、娘・(しかしながら、いつも「坊ちゃん」と男の子に間違えられる)きょうちゃんとの、食べ歩き探索記も面白い。

不思議なことも、その不思議を見過ごしてしまえば、それは不思議でも何でもなくなって、知ることへの道を閉ざしてしまう。「すばの細道」に見る、沖縄そばの秘密へ迫るその様子も興味深い。沖縄そばは、「茹で揚げて油をまぶして自然冷却」したものを、再度湯がいてから出されているそうな。独特の食感に不思議だなぁ、と思ってはいたものの、深く考えることなんてなかったので、その姿勢に敬意を表したくなった。

めちゃくちゃに洗えば上品な味に、丁寧に洗わないととんでもない臭いを発するという、「山羊汁」も気になるところ(だって、「動物園の臭い」だそうですよ…)。また四歳児にして、「山羊汁」を「もっとぉ!」とのたまった、「きょうちゃん」の夜の様子は、まさにゴシック太字で強調されているとおり、「地獄じゃ。山羊地獄じゃ。やっぱり悪魔の食べ物じゃ~」といった様子(血の巡りがよくなる山羊料理には、高血圧の人は食べてはいけないほどの、強壮食なのだそうだ)。

文体ちょっと癖がありますが、家族での掛け合いは漫才のようだし、語り掛け口調も読みやすい。沖縄に行った事のある人も、そうでない人も、するする読んで楽しめる本だと思う。沖縄、また行きたいなぁ。

*臙脂色の文字の部分は本文中より引用を行っております。何か問題がございましたら、ご連絡ください。
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つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
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2008年3月23日に、fc2ブログに引っ越してきました。それ以前のamebaブログでの更新も、引っ越しツールによって移行しています(以前の記事は、表示が少々見辛いかもしれません。ご容赦を)。

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