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「孤島の姫君」/今市子さん短編集

 2008-03-27-23:11
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孤島の姫君 新版 (ソノラマコミック文庫 い 65-2)
(2007/11)
今 市子

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「百鬼夜行抄」の今市子さん。古本屋で短編集を見つける度に、ほくほくと捕獲しています。

これまで読んだ感じだと、今市子さんの作品は、大きくは日本を舞台とした民俗学的なもの、異世界の伝統的な社会を舞台としたものに分けられると思うのです。後、細かく言えば、異世界の伝統的な社会を舞台としていると見せかけて、実はSF的要素が入ったもの、かなぁ。

「百鬼夜行抄」も勿論好きなんだけれど、短編でもね、きちんとその世界観が広がっていて、十分にその世界に遊ぶことが出来るのです。
目次
赤い袖
沈黙
真夜中の食卓
遺影がない
孤島の姫君
【文鳥マンガ】美しき獣たち
この中でいえば、異世界の伝統的な社会を舞台としているのが、「沈黙」と「孤島の姫君」。今市子さんの絵は実に端正なんだけれど、時々ちょっとブラックなところもあって、「遺影がない」なんかは、まさにブラックな笑いを見せてくれる。

「沈黙」は、全く違うという「二つの国」の話。一方は「沈黙の国」と、もう一方は「暗闇の国」と呼ばれ、互いに交わることがなかったのだが…。ある日、「沈黙の国」の「暗闇の門」の中から、二十年前に行方不明となった娘が現れた。娘は森の神の存在を説き、村人たちは森の神に供物を備えるようになるのだが…。そうして、また一人、「暗闇の門」を越えて、今度は森の向こうの街から来たという旅人が現れる。「沈黙の国」と「暗闇の国」。二つの国の謎が明かされる様が実に鮮やか。ハスキーボイスのニザートと、その弟分のサリオがいいなぁ。

表題作、「孤島の姫君」は、竜人族の王女と夢使い、兵士の話。夢使いと言えば、めるへんめーかーさんの「夢狩人」を思い出す。

この短編集で、私にとって特筆すべきは、文鳥マンガ、「美しき獣たち」のこと。私もむかーしセキセイインコを飼っていたので、鳥への愛や、その行動は頷けるところもあり、セキセイインコなどよりは余程凶暴だと思われるその性癖に、目を白黒させたり。しかし、紙を使う漫画家さんには、鳥の糞やら、彼らの嘴は相当凶器になると思うんですが、でも、何をされても可愛いんだろうなぁ。
百鬼夜行抄16 [眠れぬ夜の奇妙な話コミックス] (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)百鬼夜行抄16 [眠れぬ夜の奇妙な話コミックス] (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)
(2007/11/07)
今 市子

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コメント
私は、正直なところ動物全般が苦手。
いや、他人のペットならばかわいい~と思うのですが、自分で世話をして日夜愛情こめて接するとなると・・・・こんな私がよくぞ娘二人を今まで無事に育てられたと我ながら感心するくらいのものです。
とにかく、何かに対する愛が決定的に足りない自覚しているのですが、どうしたものでしょうか。

ところで、つなさんもお引越しされたのですね。
改めてリンクを作らせてもらって構いませんか?
今後も様々な本の紹介を楽しみにしています!!
【2008/03/28 22:16】 | 有閑マダム #.UUnsg0g | [edit]
有閑マダムさん、いらっしゃいませ♪
あははー、私も、これは実家に居た頃の話でして、自分が所帯を持ってからは飼ってません。
このずぼらさを考えると、生き物を飼うのはちょっとキケンです・・・。植物も良く枯らすし。汗
でも、マダムさんは、ちゃんと二人の娘さんを育ててらっしゃるし、そして映画に対する愛も!笑

そうなんです~。
アメブロからお引っ越ししちゃいました。
こちらからはすでに勝手にリンク(というか、RSSリーダーで、更新を拾ってます)しちゃったのですが、わーい、リンクよろしくお願いいたします。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
【2008/03/29 23:03】 | つな@管理人 #- | [edit]












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つな がる

Author:つな がる
つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
興味を持った記事があったり、あなたが読み終えた本について語っていたら、是非あなたの感想を教えて下さい。お待ちしています。

2008年3月23日に、fc2ブログに引っ越してきました。それ以前のamebaブログでの更新も、引っ越しツールによって移行しています(以前の記事は、表示が少々見辛いかもしれません。ご容赦を)。

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