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「銀の竪琴 金の声」/歌う竜のシリーズ

 2006-04-05-21:28
めるへんめーかー
銀の竪琴金の声
あすかコミックス

出版社は違うけれど、これは昨日の「歌う竜」 と同じシリーズ。とはいえ、またしてもこのシリーズは最初の二編のみ。でも、それはそれでぽつぽつと読み進める楽しみがあるし、他の短編も楽しめるというお得感もある。

目次
夢の天樹
銀の竪琴 金の声
風を売る店
Old English Garden
Tea Time

「夢の天樹」では、パーフィディア、ラルディ、ファーレルの三人は、地面一杯を樹が覆っている、ヘヴァイーリオンへと旅をする。この星では、樹の下には地茎人が、樹の上には天樹人が住み、二つの世界は決して交じり合わない。樹の上は夢の中のように美しい世界であるが、対する樹の下はどこまでも現実の世界。夢を見ること、現実を見ること、どちらも大切な事だけれど、二つの世界ではどちらもそのバランスは崩れている。

天樹人の中の変わり者の王子、ネフューラルと、夢を持ち、歌の美しさに感動する事が出来るやはり変わり者の地茎人、ディネガンの恋が描かれる。

このお話で好きな台詞は、吟遊詩人ファーレルの「私の歌がわかる女に醜女(ブス)はいない」。笑 「吟遊詩人」だから、ファーレルはそれまでのお話を詩にして歌うのだけれど、彼ら三人で詩を歌う様子がいいんだ。音楽が聞こえてくるよう(私は特に歌う竜、ラルディの細めた目と開いた口がお気に入り♪)。


「銀の竪琴 金の声」は、機械の星サヴェージからキリナに向かう途中で起きた事故のお話。吟遊詩人に姫君に竜なんて、物語に登場するメンバーを考えると、中世のようでもあるけれど、どっこいこれはSFでもある。機械の星の王さまがくれた、自分に似せて作った二つのカプセル。


さて、ここから先は、また別のお話。

「風を売る店」は、風使いの少女、フィオナのお店に現れた、翼ある一族の若者フィオンのお話。西から吹く”素朴な香りの風”、南からの”働き者のために吹く風”、北西から吹く”思い出の風”。うーん、買ってみたい(でも、このお話の流れでは、風売りは廃業かしらん? 是非とも続けて欲しいもの)。

「Old English Garden」はリセルとウィンスロウのお話。幼き日に唯一の肉親である母親を失ったリセルを引き取ってくれたのは、母の従弟のウィンスロウだった。その日から、館はリセルの住まいとなり、リセルにとって、ウィンスロウは父であり母となった。互いにたった一人の家族・・・。館には、いつも美味しい食事を作ってくれるマクノートン夫人、そして彼女を優しく見守る淡い金髪の幽霊がいた。

めるへんめーかーさんの物語では、恋愛が描かれていても、それは決して生々しいものではなく、互いを尊重したやさしい手触り。恋愛物ってあんまり好きではないのだけれど、これはいいな~。
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つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
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2008年3月23日に、fc2ブログに引っ越してきました。それ以前のamebaブログでの更新も、引っ越しツールによって移行しています(以前の記事は、表示が少々見辛いかもしれません。ご容赦を)。

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