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「狂乱廿四孝 」/幽霊画が語る物語

 2006-08-28-22:17
北森 鴻
狂乱廿四孝
(画像は文庫より引きましたが、私が読んだのは単行本です)

一枚の幽霊画に隠された謎。

脱疽におかされ、両足両手を切断してなお舞台に立ち続けた、明治始めの名立女形・沢村田之助。彼の周辺で殺人や放火が相次ぐが、これには一枚の幽霊画が関係しているようで・・・。芝居町を守るため、守田座を守るため、そして田之助を守るため、座付き作者河竹新七のもとに弟子入り中の、ヒロインお峰は立ち上がるのだった。第六回鮎川哲也賞受賞作

沢村田之助はじめ、大道具方・長谷川勘兵衛、問題となる幽霊画を描いた狂画師・河鍋狂斎、守田座の座付き作者・河竹新七(のち、河竹黙阿弥)など、実在の人物を上手く絡めたミステリー。

話としては面白いし、女形・沢村田之助の凄惨とも言える芝居への思いには心打たれるんだけど、解説にもちらりとあったように、時代色が綺麗についているとは言い難い。ヒロインお峰ちゃんも実に愛らしいけど、この時代のこの場所に、こんな風に存在し得たとは思えないしね。

実はこの「幽霊画の謎」については、早々に投げ出してしまって、田之助やその周囲の人々、歌舞伎の世界を楽しんでしまった。田之助の色っぽさ、また芝居もの達の熱気がむんむん迫ってくるような物語だったよ。

ところで、ネットをウロウロさまよっていたら、皆川博子さんが同じ題材で書いておられると思われる本を見つけました。うーむ、こちらも読んでみたいなぁ。皆川さんの芝居の世界、「花櫓 」でも面白かったし。

皆川 博子
花闇

☆澤村田之助について (Wikipediaにリンク
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