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「大江戸美味草(むまそう)紙」/花のお江戸のうまいもの!

 2006-08-31-22:46
杉浦 日向子
大江戸美味草(むまそう)紙

目次
ともあれ初春
まだ浅き春かな
野ゆき磯ゆき
初鰹ラプソディー
イキのいい奴
暑気払いの切り札
天竺浪人ふらり来て
初秋の便り
秋本番
たかがイモ、されどイモ
冬の足音
師走のぬくもり
*
甘いものがたり
酔い醒めて
くるわのグルメ
台所太平記
 大江戸美味目録

字は大きいし、あんまり厚い本でもないけど、満足の一冊。

初春から師走まで、季節感たっぷりに語られる江戸の食生活。
時に、食べものを詠った江戸川柳の謎解きも。

尋常ならざる初鰹の価格。なんと、初鰹一本は、下級士族の年俸に迫る金額だったのだとか。高価なものとは知っていたけど、具体的には知らなかったなぁ。

 金持ちとみくびっていく鰹売り

身代を築く金持ちは、概して倹約家であり、法外な初鰹などには手出しをしない。

逆に、法外な初鰹を買うのは、こんな家。

 初鰹そろばんのないうちで買い

算盤のない家、つまり収支決算、家計簿などに縁のない、日銭でおまんまを食べる家。

あちらこちらに、将軍様お膝元の江戸っ子としての気概が滲み出るのも興味深い(将軍様が召し上がるのだから、オレっちも!)。

その他、「どじやう」と「どぜう」では、「どじょう」の状態が異なっているとのことも、面白かったな。「どぜう」は「どじょう」が食べ物になった呼称で、だから、田んぼに「どぜう」はいないし、鍋の中に「どじょう」はいないんだそうだ。わざわざ呼び分けるということは、それだけ身近な存在だったのかしらん。

最近、(かなり前の、自分の中での池波ブーム以来)、また時代物を読むことが増えていて、あのシリーズのこの登場人物、このシリーズのあの登場人物が透けて見えるようで、この本を非常に楽しく読んだ。
「食」を知る事って、親近感を抱かせる。
?← こちらは文庫
杉浦 日向子
大江戸美味草紙(むまそうし)
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つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
興味を持った記事があったり、あなたが読み終えた本について語っていたら、是非あなたの感想を教えて下さい。お待ちしています。

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