スポンサーサイト

 -----------:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック(-) コメント(-)

「サラエボ旅行案内」/絶望の中に生まれるユーモア

 2006-09-18-23:17
FAMA, P3 art and enviroment
サラエボ旅行案内―史上初の戦場都市ガイド ?
三修社

「史上初の戦場都市ガイド」との副題が付けられた本書は、ミシュラン社発行の旅行ガイドを真似たものだという。旅行者にサラエボを紹介し、交通機関やホテル、タクシー、電話、食べ物、商店、暖房、飲料水、情報、電気なしでどうやって生き延びていくかを教えてくれる。

これは現在の記録であり、サバイバルのためのガイドであるが、同時にサラエボを戦火の犠牲地としてではなく、機智によって恐怖を克服するための実験場として伝える、未来に残すための記録でもある。

この本はひとつの文明が意図的な暴力の中で破壊され、そして別の、21世紀の文明が生まれねばならない現場で執筆された。本書は戦火の中から生まれる文明がどういうものかを描いている。それは無からなにかをつくりだし、未来になんらかのメッセージを残すだろう。
未来が必ずしも戦争と災禍に満ちたものになるとは限らないにしても、人類はこれまで以上に危険にみちた世界に生き、年老いていくわけだから・・・・・・。

池澤夏樹氏による、「絶望とユーモア」と題された文章付き。

爆弾や狙撃兵の銃弾が飛び交う包囲された街の中においても、そこには生活と文化がある。どんな状況の中でも生き抜く人間の強さと、人々の生活を破壊し尽くす戦争の愚かさを感じる本。

*臙脂色の文字の部分は、本文中より引用を行っております。何か問題がございましたら、ご連絡ください。
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://tsuna11.blog70.fc2.com/tb.php/424-94f010ea
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
プロフィール

つな がる

Author:つな がる
つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
興味を持った記事があったり、あなたが読み終えた本について語っていたら、是非あなたの感想を教えて下さい。お待ちしています。

2008年3月23日に、fc2ブログに引っ越してきました。それ以前のamebaブログでの更新も、引っ越しツールによって移行しています(以前の記事は、表示が少々見辛いかもしれません。ご容赦を)。

掲示板その他リンク

ユーザータグ
最近の記事
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

RSSフィード
カウンター

月別アーカイブ
検索エンジン情報
Googleボットチェッカー Yahoo!ボットチェッカー MSNボットチェッカー

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。