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「駅神」/駅の、かみさま

 2008-03-25-22:58
駅神駅神
(2007/09/07)
図子 慧

商品詳細を見る

駅は様々な人々が集まるところ。そこには、当然、悩みを抱えた人たちもいるわけで…。京成金町線の乗客であるらしい、一人の老人、通称「ヨンバンセン」。商売というわけではない、この謎の老人の占いは実に良く当たるという噂。いつしか評判になっていた、「ヨンバンセン」の占いを求めて、人々がやって来る。
目次
第一話 尋ね人
第二話 遊魂
第三話 八卦仙
第四話 相性
 巻末資料①
 巻末資料②
冒頭に、尻拭いの海外出張を命ぜられた、サラリーマンが出てくるけれど、この彼の出番はこれだけ。主たる登場人物は、大学生の章平と、彼が住む古き良きアパートの大家さんや住人たち、また「ヨンバンセン」の占いに興味を持った、占い修行中である「易学学院」のメンバーたち。

普通の大学生(まぁ、かなりお金に苦労してそうだけれど)に見えた章平は、実は大きな苦悩を抱えていた。議員秘書を勤めていた父が、不正献金問題に絡んで、行方不明となっていたのだ。なんとか「ヨンバンセン」に占って貰うことに成功した章平だけれど、老人の言葉の意味が分からない。駅で知り合った易学学院の紅川らの助けを借りて、易を読み解くのだが…。

章平のこのエピソードは第一話で終わり。その後も、誰かのために、章平は「ヨンバンセン」を探し出して、占いを立ててもらい、言葉足らずの老人の言葉を、易学学院のメンバーたちが読み解くという流れ。

面白くないわけではないけれど、なかなか会えないという「ヨンバンセン」に、章平は随分と出会えていて、また気が向かないと占わないという話なのに、百発百中で占って貰えてるんじゃん、という突っ込みがしたくなる。

章平の父のお話や、章平の住む昔ながらの古き良きアパートのメンバーなどは、いい感じなんだけどなぁ。「占い」というもの。自分もあまり信じてないし、色々な解釈もあるわけで、「占い」だけで全編が繋がっているのが、自分には少々合わなかったな。

結局、最後まで「ヨンバンセン」の正体は分からないままなんだけど、こさささこさんという方による素敵なカバーイラスト(表には、亀や鳥、虎のしっぽ、裏には虎と、この世ならぬものが人間のような格好をして歩いている)のように、実は「ヨンバンセン」はこの世ならぬものだったりして。
現実社会を表、あちらの世界を裏とするならば、背表紙に描かれている「ヨンバンセン」はこの世とあの世を繋ぐ存在なのかしらん。
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Author:つな がる
つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
興味を持った記事があったり、あなたが読み終えた本について語っていたら、是非あなたの感想を教えて下さい。お待ちしています。

2008年3月23日に、fc2ブログに引っ越してきました。それ以前のamebaブログでの更新も、引っ越しツールによって移行しています(以前の記事は、表示が少々見辛いかもしれません。ご容赦を)。

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