スポンサーサイト

 -----------:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック(-) コメント(-)

「ザ・古武道」/いにしえの武道というもの

 2008-05-24-01:31
ザ・古武道―12人の武神たち (光文社文庫)ザ・古武道―12人の武神たち (光文社文庫)
(1996/12)
菊地 秀行

商品詳細を見る

目次
まえがき
其の壱  荒木流拳法
其の弐  関口新心流柔術
其の参  西野流呼吸法
其の四  鹿島新当流剣術
其の五  白井流手裏剣術
其の六  林崎夢想流居合術
其の七  無比無敵流杖術
其の八  楊心流薙刀術
其の九  大東流合気柔術
其の十  水鷗流武術
其の十一 長尾流躯術
其の十二 本部御殿手古武術(もとぶうどうんでいこぶじゅつ)
其の番外 柳生魔剣行
あとがき
原稿用紙の裏側に菊地文学の秘密を見た  火坂雅志
図書館で見つけて、あの菊池秀行さんが、こんな本を出しているなんてー!、と借りてきた本です。編集者と二人三脚の旅、あくまでも筆は軽やかだけれど、礼節と尊敬の気持ちを忘れないこのルポには、菊地氏の真面目な人柄が偲ばれます。武道の体の動きを文章から頭で再現するのに苦戦したけれど、お話として読めばとても面白い本でした。

現在、格闘技が盛んだけれど、格闘技にはスポーツとしての面が強い。現代の人々にもわかりやすいよう、受け入れられやすいよう、段位制をとっていたり、危険な面を削除していたりもする。それに対して古の武道はどうか? それは鎧兜に身を固めた人間を倒すための関節技であったり、真剣をもった人間を相手にするための技であったり、今となっては確かにそれは実戦的とは言えないけれど、古の時代、それはあくまで実戦的であったのだ。

柔術、手裏剣、居合術、合気、杖術、薙刀などなど。聞いたことはあるし、時代劇などで派手に使われていることもある、これらの武道の本来の形とでもいうのかな、プリミティブな形が垣間見えます。寸止めではあるけれど、狙うは相手の頸動脈であったり、ほんとにあくまで勝つための、自分が生き残るための技であるよう。「其の十二」は、ちょっと不思議な読み仮名がついてますが、これは琉球王朝の王家のみに伝わる沖縄古武術。御殿というのは、琉球の言葉で王子の屋敷という意味だそう。

1991年に、この文庫の元となる本が出版されているようだけれど、ほとんどの流派で、宗家は結構な高齢の方たち(でも強いんだけど)だったのですが、今でも元気に修行されているのかしらん。学ぶ人たちも途絶えてはいないようだけれど、これら古武道を学ぶには、えらく長い時間が掛かるようなんだよねえ。巻末にはそれぞれの流派の連絡先が載せられています。見知らぬ、凄みのある世界を知ることが出来ました。
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://tsuna11.blog70.fc2.com/tb.php/38-8d334644
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
プロフィール

つな がる

Author:つな がる
つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
興味を持った記事があったり、あなたが読み終えた本について語っていたら、是非あなたの感想を教えて下さい。お待ちしています。

2008年3月23日に、fc2ブログに引っ越してきました。それ以前のamebaブログでの更新も、引っ越しツールによって移行しています(以前の記事は、表示が少々見辛いかもしれません。ご容赦を)。

掲示板その他リンク

ユーザータグ
最近の記事
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

RSSフィード
カウンター

月別アーカイブ
検索エンジン情報
Googleボットチェッカー Yahoo!ボットチェッカー MSNボットチェッカー

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。