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「風味絶佳」/甘やかな、甘やかな

 2006-11-21-22:26
山田 詠美
風味絶佳

目次
間食
夕餉
風味絶佳
海の庭
アトリエ
春眠
あとがき

森永のエンジェルマークがついた、ミルクキャラメルを思い出す、黄色い表紙にキャラメルが並ぶ
(同じキャラメルでも、間違っても「一粒300メートル」のグリコじゃないよね。笑)。

口の中で転がしてねっとり蕩ける、キャラメルのような味わいの短編集。

「間食」
鳶職の雄太を巡る女たち。人はみな、「うんと可愛がれるもの」を求めている?

「夕餉」
美々は男に食べさせる。私の作る料理は、男の血や肉となり、私に返って来る。彼の体は私が作る。

「風味絶佳」
横田基地近くでバーを営む、一風変わった「グランマ」を持つ志郎。いつだって女を優先させるレディファーストを代表として、彼女に仕込まれた事は山ほどある。
でも、女の子は、シュガー・アンド・スパイス。女は決して弱いだけの代物ではない。

「海の庭」
作並くんと母親の、やり直しの恋を見つめる私は高校生。私、日向(ひな)の少々苦い恋。
与えられるのがあらかじめ決まっているものなんて一つもない。庭も海もその人だけが作るもの。
塩辛さも甘さも自分で味付けする自由がある。

「アトリエ」
甘やかに麻子を閉じ込めてしまった私。夢見たのは、二人だけのために完璧に準備された空間であり、私はそれに向けて注意深く行動したけれど・・・。

「春眠」
父、梅太郎と大学の同級生、弥生の恋を見守る羽目になった章三。大学時代、密かに弥生に恋していた章三は面白くない。なぜこの二人は惹かれ合い、父は母が生きていた頃には決して見せなかった表情を、章三や妹に見せるのか?
ひっさびっさの詠美さん。そうだなー、良い意味でも悪い意味でも詠美節であり、あんまり変わっていないように感じた。久々だったので、ちょっと変化があるかなぁ、と期待してたんだけど・・・。この世界、嫌いじゃないんだけど、私にはちょっとこってりだったかなぁ。一番好きだったのは、「海の庭」(ああ、でも、これ、恋愛物っつか、観察者だわ)。

 ←そいえば、映画化もされてたんでしたっけ。
              柳楽優弥くん、詠美ワールドにぴったりはまりそうですね。
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Author:つな がる
つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
興味を持った記事があったり、あなたが読み終えた本について語っていたら、是非あなたの感想を教えて下さい。お待ちしています。

2008年3月23日に、fc2ブログに引っ越してきました。それ以前のamebaブログでの更新も、引っ越しツールによって移行しています(以前の記事は、表示が少々見辛いかもしれません。ご容赦を)。

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