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「ライトノベル☆めった斬り!」/ジャンルを越えて・・・

 2007-03-11-22:43
大森 望, 三村 美衣
ライトノベル☆めった斬り!
太田出版

目次(CONTENTS)

はじめに
前口上 だからライトノベルって何よ?
PART1 ライトノベル前史
     -『宇宙戦艦ヤマト』と《クラッシャージョウ》の時代
PART2 ライトノベルのあけぼの
     -ソノラマ/コバルト黄金期から《ロードス島戦記》大爆発まで
 ライトノベル・ブックガイド100(1977年~1989年編)
PART3 ライトノベルの確立
     -メディアミックスの進展とジャンルの多様化
 ライトノベル・ブックガイド100(1990年~1999年編)
PART4 ライトノベルの現在
     -おたく的感性の浸透と拡散
 ライトノベル・ブックガイド100(2000年~2004年)
おわりに
 本書登場のライトノベル作家一覧


最初に「だからライトノベルって何よ?」とあるように、ライトノベルの定義づけというのは難しい。これを読んでも分かったような、分からないような・・・。

私自身の読書暦で言いますと、レーベルで言っちゃうと、ソノラマ文庫(高千穂遙、菊池秀行など)やコバルト文庫(氷室冴子、久美沙織。大原まり子、新井素子はちょっぴり)、ティーンズハート(花井愛子の別名義、神戸あやか一辺倒)にはまったのは、小中学生時代の事でしたか・・・。今となってはその辺、あまり読まなくなっちゃったんだけど、これは「ライトノベルは直ぐ読み終わっちゃうから、コストパフォーマンス的に勿体無く感じてしまう」とか、「の割りに巻数が多く、途中で手を出すのが大変」、「世に出ているライトノベルが多すぎて、勘が働かなくなった」とか、そういう所が理由です。あの頃、沢山読んだ所謂ライトノベルは、今読んでも面白い物が多いし、物語のエッセンスとしては、とても良い物だったと思うのだけど。

舞城王太郎さんの『暗闇の中で子供』 に、「物語が書き手を選ぶ」という記述があるのだけれど、それと同じように、「物語が読み手を選ぶ」ような所もあって、自分が既にライトノベルを楽しめなくなってるような気がして、昨今、その辺を読んでいない私はちょっと淋しいなぁ、と思っていたのです。いまひとつの理由に、ライトノベルは図書館に置かれていない、というのも大きいんだけど、とりあえず、では昨今のライトノベルってどうなってんの?、と思って借りてきたのが本書。実際は昨今のライトノベル、というよりは、ライトノベル30年史を語る、といった本だったんですが。

タイトルに「めった斬り」と名が付くものの、それは『文学賞メッタ斬り!』との関連を狙ったもので(版元も違うのにね)、特に扇情的に斬っていくというわけでもなく、また、大森望、三村美衣のお二人が、1960年代初めの生まれ、及びSFファンである事から、「そんな古い本は知らない」とか「ライトノベルが分かってない」という感想を持つ方もおありでしょうが、私は楽しく読みました。古くて知らない本もあったけど、途中からは古い方では大体ついていけ、新しい方で付いていけなくなりましたけど。

今ではショッピングの女王として名高い中村うさぎさん(つか、借金の女王?)が、実はライトノベル出身(ゴクドーくん、というシリーズがあるらしい)とか、日本ファンタジーノベル大賞の受け皿として新潮文庫ファンタジーノベル・シリーズがあっただとか(恩田陸『六番目の小夜子』が入ってたのがこれ。が、後にレーベルとしては消える)、ゲームブックからファンタジーへの流れだとか、興味深く読みました。年史といっても、30年とまだ年若いライトノベルの世界。創世記(?)の頃の話も興味深い。

気になったのは、すごい大量ですが、この辺(↓)の本。

・ひかわ 玲子

女戦士エフェラ&ジリオラ〈1〉ムアール宮廷の陰謀

・井辻 朱美

ヘルメ・ハイネの水晶の塔〈上〉

貼ってて気付きましたが、やはり一部を除けば、どれも「一体どれを貼ればいいのさ?」と思うようなシリーズ、関連本の多さ(後で見たら、間違えて、漫画に貼っちゃったのもありますね)。そうなんだよなぁ、こういう長くて現実から離れた物語に、没頭出来なくなってしまったのは、やっぱり大人になってしまったからなんでしょうか・・・。シリーズの多さに、最初に引いてしまいますもん。

『フリッカー式』はどんでん返しでもあるのでしょうか、amazonの内容紹介を見る限り、ライトノベルとは違う感じ。本書の中で、舞城王太郎さんの奈津川サーガのような鏡家サーガ、という記述があるので、貼ってみたんだけど・・・。

その他にも、評判の高い『十二国記(異世界の作り込み度が半端ではないのだとか)とか『デルフィニア戦記(装丁も買い易そうな中公文庫版は、あの北上次郎氏が解説を書かれているのだとか)、マルドゥック・スクランブル』などという辺りは、やはり本書においても高評価でありました。

機会があれば、やはり色々と読んでみたいものではあります。

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つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
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