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「生半可な学者」/柴田元幸さんエッセイ集

 2008-05-07-22:27
生半可な学者―エッセイの小径 (白水Uブックス)生半可な学者―エッセイの小径 (白水Uブックス)
(1996/03)
柴田 元幸

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アメリカ文学者にして、名翻訳家、柴田元幸さんのエッセイ集。「テレビコスモス」という雑誌に、88年6月から91年10月まで連載されていたものだそうで、「33歳の僕」なんかが出て来て、ちょっとびっくり。でも、文章自体は古さを感じさせないものだと思うし、楽しく読むことが出来ました。次のエッセイも借りてこなくっちゃ!、というくらいに。本作は講談社エッセイ賞受賞作だそうで、そういえば、岸本佐知子さんの「ねにもつタイプ」も講談社エッセイ賞受賞作。岸本さんの妄想ワールドとはまた違うけれど、こちらの柴田ワールドもどこかずれてて、面白いのです。
目次
狭いわが家は楽しいか
アメリカにおけるお茶漬の味の運命
ハゲ頭の向こう側
礼儀正しさのパイナップル
天は自ら愛する者を助く
すてきな十六歳
……と考えるのは私だけだろうか
愛なき世界
ひじきにクロワッサンにうどんに牛乳
みやげ物の効用
お辛いのがお好き
恋のサツマイモ
お茶と物乞い
寝てしまう
靴下にひそむ危険
私はいかにしてイランとアフガニスタンの国境で一生を終えずにすんだか
シュレッダーの快楽
おいとけさまにもおいでてもらいましょ
の・ようなもの
怒りの上杉謙信
屋根の上のゴリラ
トーストを齧るオーケストラ
袋要りません
御返事遅れて済みません
しずくを止めるには
虹の彼方はどこにある
ロシヤのパン
変温動物の戸惑い
生半可な学者
貧乏について
死の舞踏
味噌ラーメンの無念
飛び道具とは卑怯なり
赤頭巾ちゃん気をつけて
猫も食わないA定食
〆切は駆け足でやって来る
私のフランス語をお許し下さい
個人的七〇年代アメリカ辞典
現代アメリカ小説の傾向と対策
あとがき
読んだ後でも、この目次を見るだけで、もう一回そそられちゃう感じ。ま、なかなかこのタイトルから、実際の話を思い出し難いってのもあるんですが…。

面白かったのが、「おいとけさまにもおいでてもらいましょ」。ここに出てきた別役実氏って、どこかで見たなぁと思っていたら、以前にこれまたけったいなほら吹き話、「鳥づくし」を読んだことがあったのでした。その時は、ちょっと微妙…と思ったんだけど、小説だって良く出来たほら話なわけだし、やっぱり本読みとしてはほら話を楽しめて何ぼだよなぁ。
鳥づくし―真説・動物学大系 続鳥づくし―真説・動物学大系 続
(1985/07)
別役 実

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コメント
実は高校から大学と演劇部だったのですが、
別役実さんの書いた戯曲もいくつか上演したことがありました。
ちょっと不思議で乾いた感じの笑いのあるお芝居が多かったような……。
久しぶりに名前を見て懐かしくなりました。
【2008/05/09 11:57】 | ねこ姫 #Zz4iFS5w | [edit]
おお、ねこ姫さんは恩田さんの劇も見に行かれてましたっけ?
(ちょうど、「猫と針」も読んだの)
演劇部だったんですねえ。

へえ、別役実さんって、戯曲も書かれているんですか。
やっぱり、ちょっと不思議なんですねえ。
だいぶ前に読んだ「鳥づくし」でちょっとお腹いっぱいになってたんですが(笑)、もう一作くらい何か読んでみようかなぁ。
【2008/05/10 21:18】 | つな@管理人 #- | [edit]
私の中では、別役さんて戯曲家というか劇作家というか劇団の人っていうか、
そんなイメージのが強いですね。
いわゆる小劇団系のハシリな時代の人ではなかったかと。
普通の本も書いてるんだー、と思いました(笑)

【2008/05/13 13:25】 | ねこ姫 #Zz4iFS5w | [edit]
おお、そうだったんですねえ。<戯曲家、劇作家
でもね、かなり妙ちきりんな発想をされる方だなぁ、と思いました。笑
あまり、「普通の本」ではなかったかも。
【2008/05/13 22:20】 | つな@管理人 #- | [edit]












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つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
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2008年3月23日に、fc2ブログに引っ越してきました。それ以前のamebaブログでの更新も、引っ越しツールによって移行しています(以前の記事は、表示が少々見辛いかもしれません。ご容赦を)。

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