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「球形の季節」/微睡む町の中で・・・

 2007-06-06-21:37
恩田 陸
球形の季節

同じく恩田さんによる「月の裏側 」のような、その町ならではというか、町それ自身に意思があるかのような物語。うーん、今、パッとは出てこないんだけど、ジャンルとしてこういう「町モノ」は、どこかで見たようにも思います

東北地方のとある町、谷津の高校生たちを主たる登場人物とするストーリー。恩田さんお得意の高校生モノと言えるでしょう。

小説以外 」にも、この「球形の季節」にもあった表現なのだけれど、将来への漠然とした不安はあれど、ご飯の支度の心配もせず、ぬくぬくとした部屋の中、ただひたすらに読書に没頭できたのは、やはりあの時期特有の幸せだったのではないでしょうか。勿論、いつまでも安定しているものなんかはないわけで、この物語の中でも、「子供の帰還を祈って、石を積む母」などという存在が出てきて、ちょっとハッとはするのだけれど。

この本のことは、小説以外」の中で、「春は恐怖の季節。」と題された文章にて触れられていました。新しい物事が始まる春は、すべからく希望に満ち溢れたものかといえば、決してそうではないんだよね。春に体調を崩す人も多いし。春は恐怖の季節。この言葉の魅力に惹かれていた所、、たまたま古本屋で見つけたので、「球形の季節」を買ってきてしまいました。ほんとは恩田さんの本で、手元においておきたいのは、「三月は深き紅の淵を 」と「黒と茶の幻想 」なんだけどねえ。
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【2012/01/28 19:36】
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