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「文学刑事サーズデイ・ネクスト〈3〉だれがゴドーを殺したの?」

 2010-02-24-23:40
文学刑事サーズデイ・ネクスト〈3〉だれがゴドーを殺したの?〈上〉文学刑事サーズデイ・ネクスト〈3〉だれがゴドーを殺したの?〈上〉
(2007/01)
ジャスパー フォード

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文学刑事サーズデイ・ネクスト〈3〉だれがゴドーを殺したの?〈下〉文学刑事サーズデイ・ネクスト〈3〉だれがゴドーを殺したの?〈下〉
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ジャスパー フォード

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内容(「BOOK」データベースより)
わたしはサーズデイ・ネクスト。ついこのあいだまで、イングランドで暮らす一介の「文学刑事」だった。ジェイン・エアを誘拐した文学破壊凶悪犯ヘイディーズを倒し、ポーの『大鴉』の中で、卑劣な巨大企業ゴライアス社と対決したのはいいが、ひきかえに愛する人をうばわれてしまった。しかも記憶を操る怪女エイオーニスから、兄の仇と命を狙われる始末。そんなわたしに『大いなる遺産』の豪快なブックジャンパー、ミス・ハビシャムが助け舟を出してくれた。普通は現実世界の人間が入れない“ブックワールド”に匿ってくれるという。『ロビンソンクルーソー』の島で過ごすか『高慢と偏見』の中で優雅なドレスをまとうか迷ったが、怪しげな未完の小説のなかでしばらくのんびり身を隠すことにした。しかし運命はわたしに休息をゆるしてくれないらしい。小説世界でも刑事をやるんだよと、ミス・ハビシャムのしごきが始まった…。ヒースクリフから植物怪獣トリフィッドまで、文学オールスター勢揃いの“文学刑事シリーズ”第三弾。

内容(「BOOK」データベースより)
“ブックワールド”に身を潜めてのんびりするはずが、こっちの世界でも、刑事もどきをつとめるハメになったわたし。相変わらず厳しいミス・ハビシャムの叱咤を浴びながら、マクベス三婆の押し売りに耐え、脇役たちのストレス解消セラピーにつきあい、誤植ウイルスを撃退する忙しい日々がはじまった。あるとき、ミノタウロスの逃走を追いかけていた現場で、どうやら小説OSのアップグレードをめぐる陰謀が進行していることに気づく。このままでは型にはまった小説だけが量産され、文学世界が破壊されてしまう!いったい黒幕はだれなのか?わたしから夫ランデンの記憶を完全に消そうと執拗に狙う、怪女エイオーニスの攻撃を必死でかわしながら、相棒となった作中人物仲間とともに捜査に乗り出したが…。

メモメモ。これって、目次を書き写すだけでも満足しちゃうんだなー。
1 朝食の欠如
2 『カヴァーシャム・ハイツ』のなかで
3 三人の魔女、多項選択、嫌み
4 ランデン・パーク=レイン
5 ロスト・プロットの泉
6 グラマサイトの夜
7 ミノタウロスに餌をやる
8 A419号線で一六〇マイル
9 アップル・ベネディクト、針鼠、ブラッドショー隊長
10 第四万三百十九回ジュリスフィクション会議
11 ウルトラワードTMの導入
12 『嵐が丘』
13 セント・スティーヴンの教会近くの貯水池
14 ジェネリックの教育
15 ランデン・パーク=サムボディー
16 ネモ艦長
17 ミノタウロス騒動

18 安らかに眠るスネル、そしてルーシー・ディーン
19 牧羊犬シャドー
20 名前をもらったIbbとObb、『ハイツ』ふたたび
21 パイ泥棒は誰だ?
22 クリミアの悪夢
23 第四万三百二十回ジュリスフィクション会議
24 誓約、ジャンル委員会、ディーン捜索
25 ミス・ハヴィシャム―最後の挨拶
26 ポスト・ハヴィシャム・ブルース
27 わが心の果ての灯台
28 ローラの旅立ち、『ハイツ』ふたたび
29 ブラッドショー夫人とソロモン(審判)社
30 暴露
31 形勢逆転
32 第九百二十三回ブックワールド賞
33 ウルトラワードTM
34 未解決の問題
34a 荒天
今回はヘイディーズ一族のエイオーニスとの戦いもあるんですが、背景にずーっとあるのは、小説OSのアップグレード! ウルトラワードTMの導入を巡り、ブックワールドは何やらきな臭い…。妊娠中にのんびりしようったって、そこはサーズデイのいるところ。そうは問屋がおろしません。

ヒースクリフやロチェスターのようなメジャーどころだけではなく、マイナーな作中人物から、まだ生まれ出ていない小説の作中人物まで、それぞれに個性が溢れていて楽しい~。このシリーズは作中の小ネタも楽しくって、教育を受けて作中人物を演じるようになる”ジェネリック”という存在も面白かったな。彼ら彼女らは色々な役を演じるためのコースを受けるんだけど、一時期誤って、『レベッカ』のダンヴァース夫人が量産されちゃったそうです。ひたひたと迫る、ダンヴァース夫人の一団…。こわーーーーい。実は『レベッカ』読んでないので、あくまでこの本を読んでの想像なんですけど。

有名作品を色々取りこぼしているので、小ネタに十分に反応しきれないところもあるんですが、珍しくイヴリン・ウォーの『ブライヅヘッドふたたび』は分かったよ!(私が読んだのは、『回想のブライズヘッド』だったけど) あー、そして、やっぱりあれはクマなんだよね。

しかし、全部読んでも、サーズデイの愛しのランデンは、相変わらず根絶されたまんまなんです。一応現実の世界に(多少は)リンクしていた、1から比べるとどっぷりとブックワールドなる完璧フィクションの世界だった3。次作はどうなるのかなーー。というか、きちんと4は訳されるのか??
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つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
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2008年3月23日に、fc2ブログに引っ越してきました。それ以前のamebaブログでの更新も、引っ越しツールによって移行しています(以前の記事は、表示が少々見辛いかもしれません。ご容赦を)。

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