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「また会う日まで」/喪失と再生

 2009-12-05-23:52
また会う日まで 上また会う日まで 上
(2007/10/30)
ジョン・アーヴィング

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また会う日まで 下また会う日まで 下
(2007/10/30)
ジョン・アーヴィング

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内容(「BOOK」データベースより)
【上巻】
父ウィリアムは教会のオルガニスト。体じゅうにバッハやヘンデルの楽譜を彫りこんだ刺青コレクターでもあり、弾き応えのあるオルガンと腕のいい彫師に吸い寄せられるように、北欧の港町を転々としていた。母アリスは、幼いジャックの手をひいて、逃げたウィリアムの後を追う。コペンハーゲン、ストックホルム、オスロ、ヘルシンキ、アムステルダム…。街々の教会信徒と刺青師のネットワークに助けられ、二人は旅をつづけるが、ついに断念。トロントに落ち着く。父を知らないジャックは、「女の子なら安心」という母の信念のもと元女子校に入学し、年上の女たちを(心ならずも)幻惑しながら大きくなってゆく―。現代アメリカ文学最強のストーリーテラーによる怒涛の大長篇。
【下巻】
小学生時代から、女役もこなす男の子として演劇の才能を発揮したジャックは、アメリカに渡り、女ったらしの二枚目俳優となる。ジャック5歳のとき12歳だった親友のエマは、長じて人気作家に。二人はおさわりしあうだけの清い関係のまま、ロサンゼルスでともに暮らしはじめる。やがて手にするハリウッドでの栄光と、それでも満たされない心。腕のいい刺青師としてならした母亡きあと、ジャックはふたたび、不在の父を探す旅に出る。三十年ぶりに再会した北の街の刺青師、音楽家、娼婦たち…。そしてジャックがついに知ることになる愛は、思いもよらないかたちをしていた―。現代アメリカ文学最高のストーリーテラーによる、愛と幸福、記憶をめぐる物語。作家が全人生を賭けた自伝的長篇。

なんだか長くて突き抜けた小説が読みたい!、と思って借り出してきたアーヴィング。確かに長くて、刺青、港町、オルガンなどなど、蠱惑的なアイテムがてんこ盛りなのだけれど、色々取っ払ってしまうと、実は割と素直でシンプルな物語だったように思います。私が言う「長い」というのには、一族の歴史的なものへの期待もあったんだけど、これはひたすら母と子、転じてからは父と子の物語なのでした。あ、エマという同志もいたけど…。

途中から物語の様相ががらりと変わるんだけど、ある人物にそうさせた、その背景も気になるなぁ。あの赦しにあっては、そんなことは関係ないのかもしれないけど。

読み終わった後に、ちょこちょこっと一部分が頭をよぎりそうな、そんな物語でした。「UNTIL I FIND YOU」。「あなた」を見つけた主人公ジャックは、これから「自分」をも発見していくのでしょう。

 第Ⅰ部 北海
1 教会の人々、およびオールド・ガールズの世話になる
2 小さな兵士に救われる
3 スウェーデンの会計士に助けられる
4 不運続きのノルウェー
5 うまくいかないフィンランド
6 聖なる騒音
7 またも予定外の町
 第Ⅱ部 女の海
8 女の子なら安心
9 まだ早い
10 一人だけの観客
11 内なる父
12 普通ではない「ジェリコのバラ」
13 いわゆる通販花嫁にはならないが
14 マシャード夫人
15 生涯の友
 第Ⅲ部 幸運
16 凍上減少
17 ミシェル・マー、そのほか
18 クローディア登場、マクワット先生退場
19 つきまとうクローディア
20 天使の都に二人のカナダ人
21 二本のロウソクが燃える
22 いい場面
 第Ⅳ部 針に眠る
23 ビリー・レインボー
24 ボタンのトリック
25 お嬢アリス、故郷へ
26 薄情息子
27 司令官の娘、その弟
28 彫り間違い
29 真相
30 取引
 第Ⅴ部 ガルシア博士
31 療法
32 見ようとする
33 困った兆候
34 ハリファックス
35 簡単に忘れられる
36 クローディアの亡霊
37 エジンバラ
38 チューリヒ
39 音楽家
訳者あとがき
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つな がる

Author:つな がる
つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
興味を持った記事があったり、あなたが読み終えた本について語っていたら、是非あなたの感想を教えて下さい。お待ちしています。

2008年3月23日に、fc2ブログに引っ越してきました。それ以前のamebaブログでの更新も、引っ越しツールによって移行しています(以前の記事は、表示が少々見辛いかもしれません。ご容赦を)。

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