スポンサーサイト

 -----------:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック(-) コメント(-)

「たったひとつの冴えたやりかた」

 2009-08-04-14:26
たったひとつの冴えたやりかた (ハヤカワ文庫SF)たったひとつの冴えたやりかた (ハヤカワ文庫SF)
(1987/10)
ジェイムズ,ジュニア ティプトリー浅倉 久志

商品詳細を見る

目次
第一話  たったひとつの冴えたやりかた
       The Only Neat Thing To Do
第二話  グッドナイト、スイートハーツ
       Good Night, Sweethearts
第三話  衝突
       Collision
 訳者あとがき
川原由美子さんの表紙がずーっと気になっていたのに、読んでなかったSF名作であります。

内容(「BOOK」データベースより)
やった!これでようやく宇宙に行ける!16歳の誕生日に両親からプレゼントされた小型スペースクーペを改造し、連邦基地のチェックもすり抜けて、そばかす娘コーティーはあこがれの星空へ飛びたった。だが冷凍睡眠から覚めた彼女を、意外な驚きが待っていた。頭の中に、イーアというエイリアンが住みついてしまったのだ!ふたりは意気投合して〈失われた植民地〉探険にのりだすが、この脳寄生体には恐ろしい秘密があった…。元気少女の愛と勇気と友情をえがいて読者をさわやかな感動にいざなう表題作ほか、星のきらめく大宇宙にくり広げられる壮大なドラマ全3篇を結集!

内容紹介に詳しい表題作も勿論いいんだけど、私は第三話を推したい。さらにまた素敵なところが、これらの三つのお話は、”連邦草創期の人間(ヒューマン)のファクト/フィクションを選択して欲しい”という、コメノの若いカップルの希望に応えて、水陸両生の主任司書モア・ブルーが選び出したものなんですね。「こんなふうにして歴史の断片を綴っておく」。物語ってやっぱり素晴らしい!

連邦草創期ということだからか、三つの物語には、いずれも<リフト>近くの辺境基地、連邦基地九〇〇が出てきます。SFではあるけれども、バリバリにハードなものではなくって、どちらかというとスペオペな感じ。”カセット”なんかが何度も出てくるところもご愛嬌かなー。宇宙を航行できる時代に、カセットで記録するというのはどうかと思うの。

私が推す第三話は、ファーストコンタクト(実際は、ある不幸な出会いのせいで、純粋なファーストコンタクトとは言えずに、色々ややこしくなってるんだけど)もの。若きジーロ、ジラノイの好奇心溢れる姿がいいのです。クリムヒーン艦長の頑なさには、ラストが不安になって、先をこっそり薄目で見てしまいましたが…。

なんとなーくイメージがわかない部分があっても、川原さんの挿絵がそれを補ってくれるのですね。異星人の姿がやたらと可愛らしいところには、何やらファンタジー的風味も感じてしまうのです。

↓第一話だけを改訳したバージョンもあるんですねえ。でも、このお話、三話揃ってこそだと思うんだけどなぁ。だって、あの司書さんと学生カップルがいてこそ、でしょう?

たったひとつの冴えたやりかた 改訳版たったひとつの冴えたやりかた 改訳版
(2008/08/22)
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア

商品詳細を見る
SF
コメント
こんにちは。
第一話だけの本があるんですか?
三話で一作というイメージを持ってたので違和感ありますね。
でも改訳版ならちょっと読んでみたい気もします。

最近翻訳された長編「輝くもの天から落ち」とも
ちょっとリンクしていますね。

仰るとおり、第三話はファースト・コンタクトものの名作ですね。
【2009/08/04 22:31】 | 木曽のあばら屋 #GHYvW2h6 | [edit]
木曽のあばら屋さん、こんにちは~。
そうなんですよ、amazonを見てみたら、第一話だけの本みたいですよ。
でも、「改訳」なのに、翻訳者の方も同じなんですよね。
どんな本になってるのか、気にはなるのですが…。

そうか、「輝くもの~」も翻訳されているのですね。
ぼちぼち読んでいきたいと思います~。

第三話はでも、第一話で作者には悲劇を厭わない強さがあるな、と思ったので、かなり怖々読んじゃいました。笑
随分硬質な感じの強さだよな、と思っていたら、解説でティプトリー・ジュニアの亡くなり方に言及がされていて…。
なんだか妙に納得してしまったのでした。
【2009/08/06 21:30】 | つな@管理人 #- | [edit]












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://tsuna11.blog70.fc2.com/tb.php/1311-f23bc983
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
プロフィール

つな がる

Author:つな がる
つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
興味を持った記事があったり、あなたが読み終えた本について語っていたら、是非あなたの感想を教えて下さい。お待ちしています。

2008年3月23日に、fc2ブログに引っ越してきました。それ以前のamebaブログでの更新も、引っ越しツールによって移行しています(以前の記事は、表示が少々見辛いかもしれません。ご容赦を)。

掲示板その他リンク

ユーザータグ
最近の記事
カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

RSSフィード
カウンター

月別アーカイブ
検索エンジン情報
Googleボットチェッカー Yahoo!ボットチェッカー MSNボットチェッカー

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。