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「父の詫び状」/紡ぎ出される記憶と思い出

 2007-11-05-21:55

向田 邦子

父の詫び状 (文春文庫 む 1-1)


最近、ちょっと向田邦子さんの小説の話をする機会があって、それで何となく読みたくなったのです。でもさ、家にあるのは、「父の詫び状」「無名仮名人名簿」と、両方ともエッセイだったので、小説は小説で別に読まなきゃダメみたい。そういえば、改めて考えると、私、向田さんの小説を読んだことがなかったのかも…。

目次
父の詫び状/身体髪膚/隣りの神様/記念写真/お辞儀/子供たちの夜/細長い海/ごはん/お軽勘平/あだ桜/車中の皆様/ねずみ花火/チーコとグランデ/海苔巻きの端っこ/学生アイス/魚の目は泪/隣りの匂い/兎と亀/お八つの時間/わが拾遺集/昔カレー/鼻筋紳士録/薩摩揚/卵とわたし
あとがき
解説 沢木耕太郎


呆れるほど完璧な記憶から紡ぎだされるのは、幼い頃の思い出、家族や友人の話。

どれも、色々なところに広がった話が、ぴたりと収斂していく様が小気味よく、面白いのだけれど、今回つらつら再読していて驚いたのが、この文庫の解説を沢木耕太郎さんが書いていたこと。しかも、この解説が書き上げられているまさにその最中に、向田さんはあの航空機事故に巻き込まれ、亡くなっていた…。ちょっと不謹慎ではありますが、こんなところまで、向田さんはドラマチックなんだなぁ。

昭和五十六年九月十二日と記されているこの解説によると、沢木さんがこの解説を書くことになったのは、向田さん直々のご指名だったのだとか(沢木さんは、「年少の者」の意見を聞きたかったのではないか、と推察してます)。知人によると、解説が書き上がったら、向田さんは食事を御馳走するおつもりでいたのだって。解説含めて、面白いなぁ、と思ったことでした。

新装版もあるのですね。む、ちょっと豪華だ。


さて、次は「思い出トランプ」だ!

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「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
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2008年3月23日に、fc2ブログに引っ越してきました。それ以前のamebaブログでの更新も、引っ越しツールによって移行しています(以前の記事は、表示が少々見辛いかもしれません。ご容赦を)。

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