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「恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。」/角田さん、エッセイ集

 2009-07-12-12:57
恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。 (角川文庫)恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。 (角川文庫)
(2009/02/25)
角田 光代

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もうねー、角田さんのことはお姉さんのように思えてしまいますよ。そして、いきなり解説の話をするのも反則か?、と思いつつも、この本の解説は書評家の藤田香織さん(右にリンクも貼ってますが、「だらしな」シリーズ(?)の藤田さんです)。私にとって二度美味しい本でした。

本当にゆるゆるした、気の置けない友だちとの酒飲み話(もしくは茶飲み話)のような話が続くのだけれど、「解説」で藤田さんによって明かされる角田さんのその頃の生活は、”ゆるゆる”なんてのとは、まったく対極にあったのです。あの「対岸の彼女」の直木賞受賞により、激動の日々に放り込まれ、プライベートでは、お母さまの病気、死に立ち会い…。そうした背景があってのこのゆるゆるとした語り。ますます、じーんとしてしまうのでした。藤田さんの解説が、完全ファン目線な気がしますが(笑)、でもステキです。「何も持たず存在するということ」も、是非読みたいです。こちらには、本書と同じ時期に新聞や雑誌に寄せた文章が多数収められているとのこと。

いい年なんだけど、私なんて会社を離れてしまえば、大人コドモみたいなもんで…。ちょうどそういう頃の角田さんが書かれた文章だから、余計ぐっときちゃうのかなぁ。「社交辞令は得意ですか?」の章が良かったー。”社交辞令というのは、気持ちを流しこめる「型」みたいなもの。「型があるから伝わることもあるのではないか。親しい人、好きだと思える人たちのあいだにこそ社交辞令は存在すべきだ。”(一部抜粋、意訳)。”なんにも言わなくても気持ちは通じるはずだと昔の私は信じていたけれど、そんなこと、絶対あり得ない。”

笑っちゃったのは、「おばさんに思うことありますか?」の章。どこか他の場所で出会ったら、大好きになったかもしれないおばさん。でも、確かにおばさんの美徳が美徳にならない場所ってあるよねえ(ここで例に出ているのは、忙しい買い物客としての角田さんと、彼女の近所のスーパーのレジ打ちのおばさん、お昼に入ったお店で出会ったおばさん)。む!と思っても、こう思えれば、うまくやり過ごせるかな?
何も持たず存在するということ何も持たず存在するということ
(2008/06)
角田 光代

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つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
興味を持った記事があったり、あなたが読み終えた本について語っていたら、是非あなたの感想を教えて下さい。お待ちしています。

2008年3月23日に、fc2ブログに引っ越してきました。それ以前のamebaブログでの更新も、引っ越しツールによって移行しています(以前の記事は、表示が少々見辛いかもしれません。ご容赦を)。

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