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「ノーベル賞で語る現代物理学」

 2009-07-06-21:33
ノーベル賞で語る現代物理学ノーベル賞で語る現代物理学
(2008/11)
池内 了

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内容(「BOOK」データベースより)
2008年ノーベル物理学賞受賞者、南部陽一郎が提唱した、素粒子の「質量の起源」を探るカギとなる自発的対称性の破れや小林誠と益川敏英の、クォークが6種類あることを予言した小林・益川理論など、現代物理学のすべてをわかりやすく解説。

目次
 はじめに
第1章 二十世紀の物理学
第2章 古典論最後の輝き
第3章 量子論の確立
第4章 原子核から素粒子へ
第5章 物質の多様な振る舞い
第6章 新しい実験技術
第7章 宇宙への飛躍
 ノーベル物理学賞受賞者/化学賞受賞者/おわりに
これまた大学の授業を引き合いに出してみれば、「科学史」なんかは全く興味が持てなかったんですねえ。でも、これが今読むと面白くって!

図書館でこの本に興味を持ったのは、この美しきスーパーカミオカンデの表紙のため。表紙に惹かれて借りてきたんだけど、中身も表紙に負けずに魅力的でした。構成もすっごく分かり易くて良かったです。人物写真がたくさん載せられてるのも良かったです。女性科学者には美人が多いな~、とか下世話な感想だけれども…。

理論的なところ、基礎的な話も面白かったし、今、自分がやってる仕事と関連して、6章の「新しい実験技術」も面白かったです。”より微妙でより弱い信号を捕捉するためには設備を大型化せざるを得ず、そろそろ経済的な限界に達しつつ”あり、”もはや一国では資金を調達できず、国際的協力をしなければ進められない”なんてところを読むと、確かに“実験物理学の前途は険しい”のかなー、なんて思うのだけれど、でも、逆に国際的協力が必要というのも、利点だってあるはずですよね。“一つの論文に三百人もの名前が並ぶような大型共同研究に科学の本道があるのか”なんて言われると、うーむ、とも思ってしまいますが・・・。

入稿したのが七月で、”まだ七月の段階で、私は小林・益川のノーベル賞を予想して書き込んでいたことを強調したい”なんてところは、何だかほほえましかったです。”素粒子論の分野は実験的証拠が完全になるのを待つために、論文発表の時期から数十年たっての受賞”が多いらしく、”続くのは一九七三年に発表された小林・益川理論以外にはあり得ないと結論”したそうで、”現行の段階で、いち早くお二人の受賞を予言していたことをここに確認しておきたい”のだそう。池内さん、もう、ご自分でも”実際に予想が的中して鼻高々”と書かれているんですが、事実は事実なんだから主張すべき!という話なんだろうけど、なんだか可愛らしいっす。
コメント
久しぶりの訪問をさせていただいたら、つなさんはちょっとばかり人生のプチ休暇中でした。
・・・なので、過去ブログを読ませていただき、更新をお待ちしておりまする。

>一つの論文に三百人もの名前が並ぶような大型共同研究に

この分野の研究はどうしても人的力技のようです。それから科学分野は、発見してからその研究の検証と成果が認められるのに、何十年もかかるそうなので、長寿は受賞に必須ですね。戸塚洋二さんも比較的早くに亡くなり残念です。
この本、読もうかなっと思っていました。

では、また元気に復帰したらお会いしましょう!
【2009/07/17 22:37】 | 樹衣子 #- | [edit]
樹衣子さん、こんにちは~。
コメントありがとうございます♪

いやー、ハラキリだったので、プチ休暇というには、なかなか辛いものがありましたが…。笑
でも、入院中は色々な方とお話出来て、いい経験したなー、と思います。

うんうん、この本、面白かったですよー。
これ読んで分かった気になっていたのに、他の本読んだら、全然分かってなかったー!!、と思うこともありましたが…。笑

そうなんですよねえ、人的力技だし、物理的な大きさも必要、とくれば、掛かる費用もどんどん巨額になってしまうわけで…。
そうまでして得た結果も、どんどんミクロな結果になっちゃうんですよね。
まだまだドカンと大きな発見がどこかに残されていないのかしら?

おっしゃる通り、長寿も必要ですね。
この本の中でも、早くに亡くなってしまい、受賞が間に合わなかった、と書いてある人も何人かいました。
あと、放射線関係は、大概若くして亡くなっていますよね。
今後、未知なものであっても、安全に実験が出来るといいなぁ、と思います。
【2009/07/27 09:48】 | つな@管理人 #- | [edit]












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つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
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