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「たら本」第39回 『夢見る機械たち』

 2007-11-11-22:04
噂の「たらいまわし本のTB企画」、初参加であります。今回は第39回、主催は「奇妙な世界の片隅で 」のkazuouさんです。詳しくは、kazuouさんのこちらの記事 をどうぞ。

さて、テーマは『夢見る機械たち』。広い意味で「道具」や「機械」がテーマとなっている作品を募集されています。『夢見る機械たち』というテーマが、また素敵ですねえ。

さて、では早速行ってみます。

まずは、日本人作家から。
小川一水の短編集「老ヴォールの惑星」からは、表題作の「老ヴォールの惑星」(個別記事はこちら )。

主人公は知性体でもある機械たち。彼らが生きる熱風の惑星サラーハの描写、またそんな中で懸命に生きる彼らの姿が魅力的です。SFを苦手としていても、読むことが出来る作品だと思います。



次にいしいしんじの「プラネタリムのふたご」からは、ずばりプラネタリウム(個別記事はこちら )。

プラネタリウムの空がある限り、人々は同じ空の下で生きていくことが出来るのです。「ポーの話 」でも、「同じ空の下」というフレーズが出てくるのですが、いしいさんにとって「空」は特別なものなのでしょうか。


「機械」ではなく、「道具」になりますが、古川日出男の「沈黙」からは、地下室に収められたおびただしい数のレコード(個別記事はこちら )。伊坂幸太郎の「アヒルと鴨のコインロッカー」からは、ボブ・ディランの「風に吹かれて」を流すラジカセ(個別記事はこちら )。
北村薫の連作短編「空飛ぶ馬」からは、表題作の「空飛ぶ馬(個別記事はこちら )」。幼稚園の園庭から消えた「木馬」。木馬は空を飛んだのか? 心の中を解くような円紫さんの謎解きが、これまた鮮やかです。

ここからは漫画で。
波津彬子の「雨柳堂夢咄」シリーズから。

こちらは骨董屋である「雨柳堂」を舞台にするだけに、それはそれは様々な「道具」が出てくるのですが、「午後の清香(チンシャン)」の茶壺(チャフー)の精は如何でしょうか。唐子人形のような茶壺の精が実に愛らしいです。そうして、彼(?)は、持ち主に幸運をもたらすのです。



こちらもまた奇妙な「道具」が出てくることでは引けを取らない、坂田靖子の漫画からは、時間を我等に」の「やわらかい機械」のシリーズ。シリンダーの森、予言車、水道完備、定食製造機、ポポンガ・アイランド、賢者の石…。「あとがき その2」によると、この「やわらかい機械」シリーズは、「人間がつくりだした唯一の生物”機械”についての物語」を描いたということで、まさに『夢見る機械たち』というkazuouさんのお題にぴったりではありますまいか。同じ坂田さんで言えば、「星食い」における星の再生工場なんかも魅力的~。




次は、海外作家もので。

夏への扉」におけるダニイの発明品の数々もとっても魅力的でした(個別記事はこちら )。

文化女中器(ハイヤード・ガール)、窓拭きウィリー。命名もまた良くって。夢のある家事ロボットたち。私も欲しいです。笑



スティーブン・ミルハウザーの短編集、「バーナム博物館」からは、「探偵ゲーム」と表題作の「バーナム博物館」(個別記事はこちら )。
ボード・ゲームの中の登場人物の生と、ゲームをする人間たちの生が絡み合う「探偵ゲーム」に、不思議なものたちばかりが陳列されている「バーナム博物館」。どっちもとっても「夢見てる」のではないかなぁ、と思います。

もう一点、不思議なものを売るお店と言えば、アリスの不思議なお店(個別記事はこちら )。

不思議な上にも不思議なものたち。「道具」として役には立たないかもしれないけれど、これまたとっても魅力的なのです。



また、「名雑文書き」でもあったアシモフが、1900年のパリ万博で配布される予定だったカードを複写して紹介してくれる、こちらの本も面白いです(個別記事はこちら )。

1899年に想像されていた西暦2000年の生活とは?
これまた様々な「機械」が登場しますよ~。




初参加の「たら本」企画。こんな感じで良いのかしら?
こうやってテーマで本を考えるのも、面白かったです♪?

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つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
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2008年3月23日に、fc2ブログに引っ越してきました。それ以前のamebaブログでの更新も、引っ越しツールによって移行しています(以前の記事は、表示が少々見辛いかもしれません。ご容赦を)。

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