スポンサーサイト

 -----------:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック(-) コメント(-)

「星の綿毛」/すべて、泡沫の夢

 2009-03-16-23:28
星の綿毛 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)星の綿毛 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)
(2003/10)
藤田 雅矢

商品詳細を見る

裏表紙から引いちゃいます。

どことも知れぬ砂漠の惑星。そこでは<ハハ>と呼ばれる銀色の巨大な装置が、荒れた大地を耕し、さまざまな種子を播きながら移動を続けていた。<ハハ>に寄生する人々のムラで、少年ニジダマは暮らしていた。どこかに存在するというトシに憧れる彼は、ある日、トシからの交易人を名乗る男ツキカゲを迎える。それは、世界に隠された大いなる秘密と、ささやかな約束へとみちびく出会いであった―植物育種家にして叙情SFの名手が描く、とある世界の発芽と収穫の物語。

SFは苦手だったはずなのに、もろ日常の本を立て続けに読んじゃうと、最近、何だか苦しくなってきちゃうんです。読書に求めるのが、完全にトリップになってきてるのかなぁ。で、さらにSFとはどれだけ美しいイメージを見せてくれるかだと思った次第。

砂漠をぽくぽくとした黒い土に変え、ゆっくりと進んでいく、銀色に輝くムラの<ハハ>と呼ばれる物体。<ハハ>の下流での少年たちの落ち穂拾いのさま。灼熱の砂漠。灼熱の砂漠に耐えるために、クロモサックなる腰についた瘤に、クロモチップ<人造染色体片>を差し替え、後天的に身体を作り変える交易人。交易人が操る、七本脚のジャランガたち…。太陽の光を受けて発電する、イシコログサの大群落。淡く光るヒカリゴケ。ニジハノチョウの目眩く色彩。

うーん、とっぷりと美しい想像力に浸ることが出来ました。

お話もね、二転三転。あ、こういう物語なのかな、と思った瞬間裏切られ、その感覚が快かったです。
SF
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://tsuna11.blog70.fc2.com/tb.php/1259-f385fdc4
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
プロフィール

つな がる

Author:つな がる
つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
興味を持った記事があったり、あなたが読み終えた本について語っていたら、是非あなたの感想を教えて下さい。お待ちしています。

2008年3月23日に、fc2ブログに引っ越してきました。それ以前のamebaブログでの更新も、引っ越しツールによって移行しています(以前の記事は、表示が少々見辛いかもしれません。ご容赦を)。

掲示板その他リンク

ユーザータグ
最近の記事
カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

RSSフィード
カウンター

月別アーカイブ
検索エンジン情報
Googleボットチェッカー Yahoo!ボットチェッカー MSNボットチェッカー

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。