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「ホエール・トーク」/泳ぎ切れ

 2009-03-06-00:08
ホエール・トークホエール・トーク
(2004/04)
クリス クラッチャー

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国際色豊かなDNAを持つ、おれ、T・J。おまけに表現力はモンスター級、身長は百九十センチ、体重は九十キロ、ルックスも上々、頭だって運動神経だって抜群ときた。

ところが、人種差別が激しいこのワシントン州で、黒人やってるってことは何かと色々あるわけで…。スポーツが盛んなこのカッター高校で、T・Jはその抜群の運動神経を活かすことがない。そのせいで、T・Jを敵視する教師や生徒たちも少なくはないのだが…。

そんな中、気心が知れた教師、シメット先生が、水泳チームを立ち上げることになった。シメット先生は、年齢別チームで活躍した実績を持つ、T・Jを当てにするのだが…。

プールもないこの高校で、T・Jが水泳チームを率いることになったのは、シメット先生との絆もさることながら、幼児虐待にあったせいで、脳に障害を負ってしまったクリスのため。クリスにカッター高校のスポーツクラブ伝統の、スタジャンを着せてやるのだ。その他にも、秀才、マッチョマン、巨漢、カメレオンマン、サイコパス(ここ、amazonから取りました。カメレオンマンって、あのいま一つ存在感のない彼のことかしら?)…、カッター高校のスポーツクラブらしいとは言えない面々が活躍する!
T・Jの力強い語り口から紡がれるのは、スポーツの明るい話だけではなくって、人種差別、幼児虐待、DVなど、実は結構ヘヴィ。水泳の話は、彼女に「こんなに面白くないスポーツはないから、見に来なくていい」とか言っちゃうくらいなの。20メートルプールしかない、オールナイト・フィットネスでの特訓なんかは、面白いんだけどね。これ、話は水泳じゃなくてもいいんだろうけど、それじゃあ「ホエール・トーク」というタイトルが活きないよねえ。

クジラの声は何百キロ、時には何千キロ先の海中まで届くのだという。人間とは対極にあると思う、クジラになりたいと言うT・Jの父さん、クジラになったらみんなの垂れ流した声の中で泳げるだろうかと考えるT・J。なんだかどっちも分かる気がするなぁ。表紙もいいよね。いかにも、ヤングアダルトー!な感じだけどさ。
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つな がる

Author:つな がる
つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
興味を持った記事があったり、あなたが読み終えた本について語っていたら、是非あなたの感想を教えて下さい。お待ちしています。

2008年3月23日に、fc2ブログに引っ越してきました。それ以前のamebaブログでの更新も、引っ越しツールによって移行しています(以前の記事は、表示が少々見辛いかもしれません。ご容赦を)。

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