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「TAP」/グレッグ・イーガン短篇集
![]() | TAP (奇想コレクション) (奇想コレクション) (2008/12/02) グレッグ イーガン 商品詳細を見る |
奇想コレクションの一冊である本書は、グレッグ・イーガンの日本オリジナル第四短篇集(全作本邦初訳)であるそうな…。奇想コレクションって、表紙の色遣いとか、何だかみんなおんなじ感じがするんだよねえ、と思いながら読んでたんですが、「銀炎」が面白くて、姿勢を正した感じです。
ところが、面白いなと思い始めた時点で時すでに遅く、次の予約者が待ってたせいで、全編読み通すことができずに、泣く泣く返却致しました。というわけで、この記事は完璧にただのメモ。
グレッグ・イーガン初読みだったんですが、もっとハード系のSFを想像してたんだけど、どっちかというと生物寄りなのかな? それがイーガンの本質かは分かりませんが、少なくともこの短編集はそんな感じで、割と読みやすそうな感じでした。
次回はその世界に入るのに時間が掛っちゃう短編よりも、一気にざくざくいけそうな長編を読んでみたいなぁ。と、思って、amazonで検索かけたら、やたらと「日本版オリジナル短篇集」の文字が…。イーガンの本質は短篇側にあるのかしらん。
色々読めそうだし、いっそ、こっちを読んでみようかなー。
![]() | 20世紀SF〈6〉1990年代―遺伝子戦争 (河出文庫) (2001/09) グレッグ イーガンダン シモンズ 商品詳細を見る |
目次
「新・口笛テスト」
Beyond the Whistle Test(Analog 1989.11)
「視覚」
Seeing(短篇集 Axiomatic,1995)
「ユージーン」
Eugene(Interzone 1990.6)
「悪魔の移住」
The Demon's Passage(Eidolon 1991.Winter No.5)
「散骨」
Scatter My Ashes(Interzone 1988.Spring)
「銀炎」
Slver Fire(Interzone 1995.12)
「自警団」
Neighbourhood Watch(Aphelion 1986/87.Summer,No.5)
「要塞」
The Moat(Aurealis 1991.3,No.3)
「森の奥」
The Walk(Asimov's 1992.12)
「TAP」
TAP(Asimov's 1995.11)