「名探偵クマグスの冒険」/南方熊楠探偵小説
![]() | 名探偵クマグスの冒険 (2008/09) 東郷 隆 商品詳細を見る |
目次
ノーブルの男爵夫人
ムカデクジラの精
巨人兵の柩
清国の自動人形
妖精の鎖
妖草マンドレイク
かつて、南方熊楠という偉人がいました。
(Wikipediaにリンク)
っていうのは、小説の背景として読んだり、漫画で読んだりしていました(「坂の上の雲」「日露戦争物語」)。これは、その南方熊楠のロンドン時代のお話。
「Nature」に数々の論文を寄稿し、研究生活を送る傍ら、同時代にロンドンで起こった事件にもし南方熊楠がかかわっていたとしたら? その博覧強記を生かし、きっと見事に探偵役を務めたことでしょう…。というお話なのです。孫文など実在の人物もバリバリと出てきて、実際熊楠と孫文は交友があったそうなんですね。この作者の方がどういう方なのか、良く分からないんだけど、実際、本当の事もかなり含まれているのかなぁ。
多少ね、調べたことをそのまんま書いているのかな、という感じで、正直小説としてのバランスが悪いところ、カッコ書きが興を削ぐところもないではない。
ネットで検索してみたら、朝日新聞社のこんな記事を見つけました。
名探偵クマグスの冒険 [著]東郷隆[掲載]2008年11月9日
[評者]唐沢俊一(作家)
■奇人学者がホームズばりに大活躍
本書の著者・東郷隆は、国学院大学で“博物館学”を学んだという経歴の持ち主なんだそうであります。もう少しこなれてくれると嬉しいなー、なんだけど、他にも著作がいっぱいあるみたい。そこでは違うのかなぁ。シャーロック・ホームズなどの探偵小説がものされた、その時代のロンドンの雰囲気を楽しむ小説ですね。




