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「ミスター・ミー」/世界は網目で繋がっている?

 2008-11-12-23:04
ミスター・ミー (海外文学セレクション)ミスター・ミー (海外文学セレクション)
(2008/10)
アンドルー・クルミー

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表紙がなんだか可愛いでしょう。東京創元社から出ている本書、著者アンドルー・クルミーの四作目の作品にして初邦訳だそうですよ。

面白いっちゃー面白いんですが、読書に何か役立つことを求める向きにはお勧め出来ないタイプの本です。ただただ、ああ、こういう事も出来るんだよねえ、と小説としての型を楽しむ本かな。あとは、結構下ネタ的要素もある(こういうタイプの本ほど、そういう要素が散りばめられるのはなぜなんだ?)ので、そこを面白いと思うかどうかだなー。

表紙扉からそのまま引用します。

 書物に埋もれひとり暮らす八十代の老人、ミスター・ミー。彼は、ひょんなことからその存在を知ることになった、失われた謎の書物、ロジエの『百科全書』の探索に熱中し、パソコンを導入するに至る。ネットの海に乗り出した老人は、読書する裸の女性のライブ映像に行き着いた!彼女の読んでいる本のタイトルは『フェランとミナール―ジャン=ジャック・ルソーと失われた時の探究』
 浄書で糊口をしのぐ十八世紀のふたりの男、フェランとミナールと謎めいた原稿の物語、ルソー専門のフランス文学教授が教え子への恋情を綴った手記、老人ミスター・ミーのインターネット奮闘記。この三つの物語のそれぞれがロジエの『百科全書』を軸に縒り合され、結ぼれ、エッシャー的円環がそこに生まれる!

前情報と、この老人が本に囲まれた表紙を見て(よーく見ると、実際は机の真ん中にPCがあり、そこには裸の女性がいるんだけど)、もっと緻密な本に関するお話なのかなぁ、と思っていたのです。でも、実際は怪しげな本を巡るお話ではあれど、それぞれにすっとぼけた人物たちが活躍するお話でもありました。”エッシャー的円環”とまで言う必要があるかは良く分かんないけど、私はお話の繋がりよりも、むしろこれら三つの物語の人物たちのしょうもなさを楽しんでしまいました。

十八世紀のやせ形のっぽのフェランと、ちびでぶのミナール(このミナールがまた、胃袋で考えるタイプの考えなしさんなんだなー)、世間知らずの老人ミスター・ミー、妄想たくましいペトリ博士。虚実織り込まれた作風は、既にどこに実があるのかも良く分からず、ルソーだのダランベールだのプルーストだの、「実」を知っていればもっと面白いのかもしれないけど、分け隔てなく楽しんじゃうべきなのかも。絶対嘘だー、と思っていた「テアトロフォン」はネットでちょっと検索してみたところ、本当にあったものみたい。

そういえば、ロベスピエールってどこかで読んだんだよな、と思っていたら、よしながふみさんの「ジェラールとジャック」でした。私の十八世紀フランスの知識ってこんなもんなのよね。でも、漫画って便利。

ジェラールとジャック (白泉社文庫)ジェラールとジャック (白泉社文庫)
(2004/05)
よしなが ふみ

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コメント
この本は
○○め図書館からの取り寄せ本なんだよ!

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【2008/11/14 23:24】 | 図書館館長 #- | [edit]
まぁ、確かに取り寄せ本ではありまするが。

その辺はひとつ内緒の方向でお願いいたしますv-389
【2008/11/16 22:46】 | つな@管理人 #- | [edit]
>私の十八世紀フランスの知識ってこんなもんなのよね

なんの、私なんか「ベルばら」がぱっと出ました(笑)
お久しぶりです。
本読む時間も無いほど年末まで忙しそうです~~(><)
でもきっと読むと思いますけど(笑)
つなさんのブログで目盛ってるんですけど、追いつきません~~
【2008/11/19 08:02】 | ぐるぐる #- | [edit]
いや、「ベルばら」は、しっかり知識として使えるかと!笑
私、「ベルばら」読んでないんですよ~。

お久しぶりですー。
いつも、読み逃げしててすみません。
(って、毎回書いている気がする。笑)

やっぱり、ぐるぐるさんとこは、業界的に年末進行なんでしょうか?
忙しきことは良き事なのかもしれませんが、早くゆっくり本を読める時間がとれるといいですね♪

お、これ、読まれますか?笑
私は表紙にノックアウトだったんですよ~。
忙しい時に読むと腹立つかもしれませんが(笑)、作りが面白いへんてこな本(一応誉めてます)でした。
【2008/11/21 00:13】 | つな@管理人 #- | [edit]












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つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
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