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「陰陽屋へようこそ」/陰陽屋はじまりました

 2008-04-05-23:14
陰陽屋へようこそ陰陽屋へようこそ
(2007/09)
天野 頌子

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東京は北区王子のとある商店街。昔ながらのこの商店街のはずれにぽつんと現れた、「陰陽屋はじめました」と白い筆文字で書かれた黒い看板。沢崎みどり、瞬太の親子は、何かに導かれるように、偶然見つけたその店を訪れるのだが…。
目次
第一話 陰陽屋はじめました
第二話 狐憑き疑惑
第三話 失せ物探し
第四話 家出人探し

番外編 キツネ取材日記
そこに現れたるは、元カリスマ・ホストにして、肩から背中に流した長い黒髪も麗しい、白い狩衣姿の陰陽師、安倍祥明(あべのしょうめい)。中三の瞬太ならずとも、「うさんくさっ!」と叫びたいところなのだけれど…。

さて、このキャラの濃そうな陰陽師一人では足りないとばかりに、この少年、沢崎瞬太にもある設定が隠されておりまして…。王子稲荷にて拾われた子供である瞬太は、興奮したり体が弱ったりすると、目は瞳孔がとがって金色になり、茶褐色の毛に覆われた狐耳がにょきっと出、更にはふさふさの尻尾があらわれるという狐体質の少年だったのだ!!その他にも、瞬太は悪霊がいると分かったり、狐火が出せたり、夜目が利いたり、優れた嗅覚をもっていたりもするのだけれど。そこはそれ、中三の少年でしかないわけで。この後、狐体質を弱みに握られた瞬太は、胡散臭い祥明の店で働くことになるのだけれど…。そう、これは変形の使役者と式神の一つのお話でもあるよね。陰陽屋に持ち込まれた様々な事件を、二人は解決していきます。

とはいえ、話は決してディープなものではなく、あくまで軽やか。瞬太の学校生活も受験生なのに、かーなーりーお気楽。淡い恋心もあるとはいえ、瞬太はもう、「ザッツ・少年」というか、年齢よりも幼く可愛らしい感じ。時間のない向きにはお勧めしませんが、この甘い人物設定なども(褒めてるような、貶してるような微妙な表現になっちゃうけど)、いっそほのぼのと癒されます。

だいたい、長い黒髪を肩から背中に流してる二十代後半の男性って、もうそれだけで、相当流麗な漫画じゃないと既にビジュアル的にきっついし。狐耳に尻尾付きのコスプレもどきの、瞬太の姿もこれ然り。漫画と思って、脳内で変換して読まないと楽しめないかなー。

祥明側のこれまた漫画もどきの家庭の事情は明かされるのだけれど、瞬太の狐体質の謎はまだこれ一冊では分らない。シリーズ化を狙ってるのかな? というか、されないと、色々設定が死んじゃうのかしらん。されるといいな、とは思うけど、内容的にライトノベルと普通の本の中間あたり。読者層をどのあたりに設定してんのかなぁ。

でも、読者層がどうあれ、この本のキモは、元気でちょっと足りない瞬太を愛せるかどうか。笑 愛せれば楽しい読書となり、そうでなければ、単なる物足りなさが残っちゃうでしょう。私はね、ちょっと遅いけど、瞬太の同級生の委員長、高坂の日記形式をとった番外編で、ようやく瞬太のラブリーさが分かりましたよ。

陰陽屋があるという設定の森下通り、思いっきり実在だったのですねえ→リンク
(流石に陰陽屋はないみたいけどさ。笑)
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つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
興味を持った記事があったり、あなたが読み終えた本について語っていたら、是非あなたの感想を教えて下さい。お待ちしています。

2008年3月23日に、fc2ブログに引っ越してきました。それ以前のamebaブログでの更新も、引っ越しツールによって移行しています(以前の記事は、表示が少々見辛いかもしれません。ご容赦を)。

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