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「平台がおまちかね」/本と書店とミステリー

 2008-09-28-23:17
平台がおまちかね (創元クライム・クラブ)平台がおまちかね (創元クライム・クラブ)
(2008/06)
大崎 梢

商品詳細を見る

書店を舞台とした、「配達赤ずきん」シリーズの大崎梢さん。本にまつわるお仕事といえば、ぱっと思い浮かぶのは、書店員や出版社の編集部だけれども、いやいや本が実際に売れるまでには、もっと様々な人たちの手を経ているのです。そう、たとえば、出版社の営業さんとか。

というわけで、これはとある中小出版社の営業である、新人・井辻くん(口の悪い他社の営業、真柴によると”ひつじくん”)を主人公とした短編集。まじめで穏やかでいて、なかなかの推理力を持つ、この井辻くんのキャラクターもあって、本に対する真摯な愛情を感じつつ、ミステリを楽しめるという、嬉しい作り。うーん、私、配達赤ずきんシリーズより、こっちの方が好きだわ。”ひつじくん”の名付け親でもある、井辻くんの勤める明林書房の二倍は大きな佐伯書店の営業マン、ラテン系ノリだという真柴との会話も楽しい。

口下手で地味、しゃべるのが苦手と自己分析しつつ、出版社の社員となりながら、井辻くんが編集部ではなく営業にいるのは、ある一つの理由があるのだけれど、それもまた可愛らしい理由なんだな~。本の世界の楽しみ方は、人それぞれ。井辻くんにも誰にも負けない、本への愛情があるのです。

安野モヨコさんの「働きマン」にも、報われない(と思っていた)出版社の営業マンの話が出てきましたが、本が出版され、私たちの手元に届くまでには、本当に色々な人たちが関わっていて、それは誰が偉いとかそういう話ではなく、どれも欠かせない仕事なんだよね。

図書館本ばっかり借りてはいるのですが、それでも私も実書店の平台を眺めたり、書店を徘徊するのも大好き。今後はそれに加えて、営業さんっぽい人がいたら、思わず注視してしまいそうです。本って特殊な商品なだけに、営業という仕事も大変だよね。それでも、編集部のいい本を作ってやる!という思いとおんなじに、いい本を売ってやる!と思うのでしょうねえ。
目次
平台がおまちかね
 新人営業マン・井辻智紀の一日 1
マドンナの憂鬱な朝
 新人営業マン・井辻智紀の一日 2
贈呈式で会いましょう
 新人営業マン・井辻智紀の一日 3
絵本の神さま
 新人営業マン・井辻智紀の一日 4
ときめきのポップスター
 新人営業マン・井辻智紀の一日 5
しかし、創元クライム・クラブ。「ヴァン・ショーをあなたに」もそうだったんだけど、amazonで画像が出ないのはなーぜーー!!平台に積まれた本が楽しい表紙なのになぁ。

■関連過去記事■
・「配達あかずきん-成風堂書店事件メモ」/本屋の謎は書店員が解く!
・「晩夏に捧ぐ-成風堂書店事件メモ(出張編)」/今度は出張だ!
コメント
こんばんわ。TBさせていただきました。
私も「配達赤ずきん」シリーズよりも好きかもです。
ひつじくんの一生懸命さが好きですし、真柴さんとのやりとりもなかなかですよね。
憎たらしいですけど、真柴さんは有能な営業マンなんだろうな~と思うところもありましたよね^^
この作品もシリーズ化しそうな感じなので、楽しみです。
いつか成風堂とも関わっていきそうで、それも楽しみです^^
【2008/09/30 21:18】 | 苗坊 #- | [edit]
苗坊さん、こんばんはー。
トラバどもです。
おー、苗坊さんもこちらがお好みですか♪
ひつじくん、いいですよねー。
真柴でなくとも、からかいたくなるに違いない。笑
シリーズ化もされそうですよね。そうか、そしたら成風堂とも絡めますね!
互いに有能とはいえ、真柴と杏子は、喧嘩になりそうでもありますが。笑

ドラマ化も出来ちゃいそうだけど、私が知らないだけかもしれませんが、そういえば本屋を舞台としたドラマってあまりないですよねえ。
映像で見てみたい気もいたします♪
【2008/09/30 23:28】 | つな@管理人 #- | [edit]












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  • 平台がおまちかね 大崎梢【苗坊の読書日記】
    オススメ! 「平台がおまちかね」井辻は入社2年目の新米営業。ベテラン営業だった吉野の引継ぎで、自社本をたくさん売ってくれた書店を訪ねると、店長に何故か冷たくあしらわれた。 「マドンナの憂鬱な棚」出版社の営業たちのマドンナである書店員の望月が元気....
【2008/09/30 21:16】
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つな がる

Author:つな がる
つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
興味を持った記事があったり、あなたが読み終えた本について語っていたら、是非あなたの感想を教えて下さい。お待ちしています。

2008年3月23日に、fc2ブログに引っ越してきました。それ以前のamebaブログでの更新も、引っ越しツールによって移行しています(以前の記事は、表示が少々見辛いかもしれません。ご容赦を)。

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