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「清談 佛々堂先生」/粋にいきましょ

 2008-09-22-22:27
清談 佛々堂先生 (講談社文庫)清談 佛々堂先生 (講談社文庫)
(2007/09/14)
服部 真澄

商品詳細を見る

仏のようだからと言う人もいれば、ブツブツ文句を言うからだ、と話す人もいる佛々堂先生の名の由来。確かなのは、先生の物を見る目と、物事を好い塩梅に持って行くその力。

佛々堂先生は、特に身分を隠しているわけではないんだけれど、その現れ方は少々水戸黄門的とも言えるかも。擦り切れたシャツと作業着のようなズボンという見てくれに、ハンガーに服がぶら下がり、家財道具が詰め込まれているような目立つワゴン車。到底名のある人物には見えないけれど、これが実は関西随一の数寄者なのだとか。

「控えおろう!」なんて叫ぶ、助さん格さんは居ないけれど、京橋の美術商「知恩堂」なんかは近いものがあるんじゃないかな。人を助けるだけではなく、自らの楽しみも忘れない、佛々堂先生の最後のネタ明かしを聞く所なんかも含めてね。
目次
八尾比丘尼
雛辻占
遠あかり
寝釈迦
私が好きだったのは、「遠あかり」と「寝釈迦」。

「遠あかり」は、飛騨高山の料亭、『かみむら』を舞台としたお話。勇壮な起こし太鼓もいいし、段々と洗練されていく『かみむら』の様子もいい。女ものの着物のそんな秘密。全然知りませんでしたよー。しかし、ここでの佛々堂先生の手配は、ちと殺生でもある。芽吹きの遅い男に、”起こし太鼓”の音が聞こえるといいな。

「寝釈迦」の舞台は、山守りをつとめる民宿『わだ』。丹精込められた松の木である肥松、見てみたい気がします。きっと私が見てるようなのは、肌荒れしてるような松なんだろうな。虫は松の油を好いているんだそうな。

服部真澄さんといえば、これまで読んだことはなかったのだけれど、ハードな国際推理小説を書かれる方とのイメージでした。それとは全然タイプが違うこういう本も書かれるんだな、とちとびっくり。

私が読んだのは単行本なんだけど、amazonの表紙画像を貼ろうと思ったら、そちらの情報は出てこずに、文庫本の情報が出てきました。なぜなんだー。続きも出てもいい作りなんだけど、このあと続きはないのかしら?? 飄々とした佛々堂先生、またどこかでお目にかかりたいものです。
四季さんに教えてもらいました。単行本の表紙はこちら↓。こっちも雰囲気あるよね。
清談 仏々堂先生清談 仏々堂先生
(2004/03)
服部 真澄

商品詳細を見る
コメント
つなさん、こんにちは~。
ほんと続編が出てもいい作りなのに、出てないのが不思議ですね。
単行本が出たのが2004年だそうだから、そのつもりになれば
今頃次の単行本が出ててもいいぐらいなのに…
もしかしたら、服部さんといえば謀略小説、というのが強すぎて
あまり知られてなかったりするからなのかもしれないですねー。
私たちが面白い面白いーと騒いでいれば、少しずつ広がって…ってこともあるかも?(笑)

あ、amazonでの単行本の情報は↓ここにありました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062123541
出てこなかったのは、amazonでは「仏々堂先生」になってるからかも。^^;

私も肌荒れしてない松が見に行きたいです~。
そしてあの秋のつづらが欲しい…(笑)
【2008/09/23 07:33】 | 四季 #Mo0CQuQg | [edit]
四季さん、こんばんは~。
トラバ返し、ありがとうございます♪

ねえ、このスタイルだと、まだまだお話も作りやすそうだと思うのですが…。
騒いでみますかー。笑
服部さんって、「骨董市で家を買う」なんて著書もあるんですねえ。
なんか、イロイロ意外です…。
そうそう、服部さんの小説ってなんていうんだっけーと思って、amazonから「国際推理小説」という言葉を拾ったんですが、うわー、そうじゃない!
確かに謀略小説ですねえ(いや、読んでないんですけどー)。

amazonといえば、単行本情報ありがとうございました!
貼ってみました~。
うー、なんで、単行本だと「仏」なんでしょう。

季節だし、秋のつづら欲しいですよね。
そういえば、寝釈迦とは比べ物になりませんが、今日、初松茸食べました~。
ちょっとつづらを思い出しましたよ。笑
【2008/09/23 23:32】 | つな@管理人 #- | [edit]
初期の謀略小説は好きで読んでました、1990年代ごろに(笑)
最近はとんと手にしなくなってますが、こちらも面白そうですねー。
【2008/09/25 07:17】 | ねこ姫 #bKmQkNMY | [edit]
ねこ姫さん、こんばんはー。
おお、初期の小説って、1990年代になっちゃうんですね。笑
時が過ぎるのが早くていやーん、ですわ。

四季さんも北森さんの冬狐堂シリーズの話を出しておられるのですが、あんなにぴーんとした感じではない、骨董の世界(うーんと、骨董だけではなく、粋とか洒脱とか趣味人の話なんですが)が楽しめます♪
機会があったらどうぞ~。

【2008/09/26 23:34】 | つな@管理人 #- | [edit]












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【2008/09/23 07:26】
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つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
興味を持った記事があったり、あなたが読み終えた本について語っていたら、是非あなたの感想を教えて下さい。お待ちしています。

2008年3月23日に、fc2ブログに引っ越してきました。それ以前のamebaブログでの更新も、引っ越しツールによって移行しています(以前の記事は、表示が少々見辛いかもしれません。ご容赦を)。

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