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懐かしい本/「イギリス7つのファンタジーをめぐる旅」

 2005-04-01-09:41

さくまゆみこ「イギリス7つのファンタジーをめぐる旅」メディアファクトリー

7つのファンタジーとは、以下のものを指す。?

ビアトリクス・ポター「ピーターラビットのおはなし」、ルイス・キャロル「ふしぎの国のアリス」、A.A.ミルン「クマのプーさん」、J.M.バリ「ピーター・パン」、チャールズ・ディケンズ「クリスマス・キャロル」、ケネス・グレアム「たのしい川べ」、ルーシー・ボストン「グリーン・ノウの子どもたち」。



「クリスマス・キャロル」のみ少し大人になってから読んだのだけれど、後は懐かしい懐かしい本たち。これは、これらの本が描かれた背景及び作者自身の生涯を追った本。写真や地図も付いています。





「ピーターラビット」:子供の頃、確かに恐怖を憶えた「お父さんは、人間のお百姓マクレガーさんにつかまり、パイにされて食べられてしまった」という一文。ビアトリクス・ポターはファンタジーに生きたのではなく、現実に生きた人であったこと。



?「アリス」:こんなナンセンスな物語を書いたキャロルは、そういえば数学者だった。現実をよく踏まえていたからこそ、こんなお話が書けたのかなあ。



「プーさん」:この本があまりにも有名になりすぎて、息子クリストファー・ロビンとの仲が上手く行かなくなってしまったのだよね(椎名誠さんの「岳物語」を思い出したけれど、こちらは丁度良い距離を保つことで、良好な親子関係となっているようで良かった)。



「ピーター・パン」:確かにインディアンを一段低い存在と見なしていたり、女性の理想像を良妻賢母としていて、そこには違和感を覚えていたんだよなあ。でも、私だったらウェンディのように帰ったりしない!ピーターと一緒にいるのに!、と随分夢中になったものだった。



「グリーン・ノウ」:この本だけは他のものと違って、暗い深いイメージが印象に残っていた。それは「母は亡くなり、父と継母はビルマ。普段はイギリスの寄宿舎にいる」という孤独なトーリーの設定によるものなのか、「17世紀にこの館【グリーン・ノウ】で暮らしていた子ども」が出てくるという設定によるものだったのだろうか。適切な表現かどうか分からないのだけれど、アジア的混沌を感じていたのだった。





何かの情報番組などで既に得ていた知識もあったけれど、懐かしい本たちの背景が綺麗に纏められていて、私にとって良い一冊でした。写真もまた美しかった。いい本を書いたからと言って、全ての作者の人生が幸福だったわけではないけれど、やはり残された本たちは素晴らしい。幼少期にお世話になったお礼を述べたくなったことでした。

著者: さくま ゆみこ

タイトル: イギリス7つのファンタジーをめぐる旅

ところで、「メディアファクトリー」リクルート社から出版されているものだとばかり思っていた、雑誌「ダ・ヴィンチ」。いつの間にか、メディアファクトリーから出版されていますよね・・・。あれ???
あと、一応もう少し字のあるものを、と思いピーター・ミルワード著、小泉博一訳「童話の国イギリスマザーグースからハリー・ポッターまで」中公新書も読んだのだけれど、こちらはちょっと私には難しかった・・・。でも英語の韻を踏んだ詩的表現などはよく分かったし、賛否両論があると思われるハリー・ポッターに対し(著者はカトリック司祭かつシェイクスピア学者であるとのこと)、好意的であった。
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