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少年/「4TEEN」

 2005-05-08-09:53
石田衣良「4TEEN」

大人の女性の描かれ方には、ちょっと納得出来ない面も多々あるのだけれど、石田衣良は本当に少年を描くのが上手い。少女もなかなかでありました。月島で暮らす少年たち4人の、14歳の物語。 以下の8編が収められている。話は連続しています。

びっくりプレゼント
月の草
飛ぶ少年
十四歳の情事
大華火の夜に
ぼくたちがセックスについて話すこと
空色の自転車
十五歳への旅

実はこれ、全て週間ビッグコミックスピリッツにて漫画化されていて、話の内容は既に知ってしまっているものばかりだった。ちょっと残念な気もしたけれど、あの漫画はこの空気感を良く出していたなあ、と思う。素材の切り取り方、少年たちのバランス感覚の素晴らしさ、石田衣良、絶好調。直木賞もかくあり、なのかな。賞にしては少し軽いような気もするけれど、直木賞はエンターテインメントよりだから、いいのですかね。


「15歳への旅」より。
「今から何年かして、自分がだめになりそうになったら、今日のことを思いだすようにしよう。あのときすごくいいやつらが四人いた。自分だって人生の最高のときには、あのメンバーにはいれるくらい絶好調だったって。今の弱さや不安を忘れないようにしよう。そうしたらきっと・・・・・・」
「確かにいいことはないかもしれない。でも、それができたら、どんな悪いことにもなんとか耐えられる。なんとか生き延びて、悪い時期を我慢できるなら、もうゲームなんて勝ったも同然さ」

多分多くの人が類似性を感じるのだと思うけれど、スタンド・バイ・ミーを思い出した(映画しかみていないけど)。ああ、男の子っていいよね、と思う本。過去少女だった私には、羨ましいことばかり。少年たち皆が、真っ直ぐで誠実。こういう少年性を持ったまま、大人になってね。しかしこれが「娼年」になっちゃうとしたら、私にはちょっと納得がいかんのです。 (理由はこちら のコメント中に)

著者: 石田 衣良
タイトル: 4TEEN

*臙脂色の文字の部分は本文中より引用を行っております。何か問題がございましたら、ご連絡下さい。

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つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
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2008年3月23日に、fc2ブログに引っ越してきました。それ以前のamebaブログでの更新も、引っ越しツールによって移行しています(以前の記事は、表示が少々見辛いかもしれません。ご容赦を)。

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