スポンサーサイト

 -----------:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック(-) コメント(-)

「新世界より」/人間の業

 2010-01-31-22:41
新世界より 上新世界より 上
(2008/01/24)
貴志 祐介

商品詳細を見る
新世界より 下新世界より 下
(2008/01/24)
貴志 祐介

商品詳細を見る

内容(「BOOK」データベースより)

子供たちは、大人になるために「呪力」を手に入れなければならない。一見のどかに見える学校で、子供たちは徹底的に管理されていた。いつわりの共同体が隠しているものとは―。何も知らず育った子供たちに、悪夢が襲いかかる。
八丁標の外に出てはいけない―悪鬼と業魔から町を守るために、大人たちが作った忌まわしい伝説。いま伝説が、「実体」となって町に迫る。新しい秩序とは、おびただしい流血でしか生まれないのか。少女は、決死の冒険に身を投じる。

貴志 祐介さんって、ホラーの人だと思ってたんですが、これは日本SF大賞の受賞作なんですね。

語り手が自分たちとはそう違わない人間だろうと目算して読んでいると、現れてくる世界はなんだか異様。どうも未来の世界であるようなのに、生活は質素で電力の使用も超限定的。町をつなぐのは道路ではなく運河。さらには、彼らには「呪力」というものが存在して…。

異常に重視される教育。どうも全てが注意深く管理されているかのような社会。奇妙な伝説。これらは一体何を示すのか。

色々気味悪ーい(そういう意味ではやっぱりホラーなのかもしれない)場面も、造形も色々あるんですが、その先を知りたくてとりあえず読んでしまいます。しかし、この世界はあまり好きではないので、たぶんこの著者の本はもう読まないとは思うんだけど…。これは代表的なものを読んだと思って良いのかしら。

なんというか、人間性というものへの絶望が身に染みるお話でした。最後の反転がまた辛かった…。どっちに転んでも、またこの歴史は繰り返されるのではないかしら。
スポンサーサイト

「マンモスを科学する」

 2010-01-31-22:13
マンモスを科学する (角川学芸ブックス)マンモスを科学する (角川学芸ブックス)
(2007/03)
鈴木 直樹

商品詳細を見る

内容(「BOOK」データベースより)
1万8000年もの間、シベリアの凍土に埋もれていたマンモスは、現代の日本でどのようにして甦ったのか?さまざまま分野から多くの人が結集し、最先端の科学技術によって解き明かされた「冷凍マンモス」。世界が注目したその最新研究成果を立体的に解説。いまだ謎に包まれたマンモスの実像を総合的に解説した初めての書。

最近、一言メモのような感想しか書けてないんですが、これもまたそんな感じで…。実はマンモスにそんなに憧れがなかったのと、愛・地球博で冷凍マンモスが展示されていたという事も知らなかったので、その点では読み手としては当初盛り上がりに欠けてたんですが、そんな私でも面白かったです。

その、愛・地球博のページを見つけました。
 → マンモスプロジェクト

私がこの著者を知ったのは、テレビでやっていた仮想空間における医療システムの開発だったんだけど、現代は分業の世界になっているので、通常の場合、専門分野って深いけど狭い人の方が多いと思うんですよね。ところが、この鈴木教授は違うのです。工学博士であり医学博士であり理学博士でもある。ネットで見つけたPDFファイルによると、「医用生体工学、画像工学、生物工学を専攻。研究では、生体系のシミュレーション、医用三次元像、四次元像技術の開発、メディカルバーチャルリアリティの臨床応用などに従事」なんだそうでありますよ。あ、更にamazonの著者紹介では、「専門は、医学領域では医用生体工学、医用画像工学。理学領域では生物学、古生物学。米エクスプローラーズ・クラブ正会員。」という記述もありました。

こういう人だからこそ出来る冒険、探索、研究があるんですね。この総合力を見よ、という迫力です。どうやって育つと、こういうバイタリティがある人が出来上がるんだろう…。

その他amazonで見つけた鈴木氏の本。↓
森の奥の動物たち  ロボットカメラがとらえた森の精霊たちの姿森の奥の動物たち ロボットカメラがとらえた森の精霊たちの姿
(2009/07/31)
鈴木 直樹

商品詳細を見る
1万8000年の時を経て甦るマンモス―最先端医用技術が太古の巨獣にせまる (ニュートンムック)1万8000年の時を経て甦るマンモス―最先端医用技術が太古の巨獣にせまる (ニュートンムック)
(2005/06)
鈴木 直樹

商品詳細を見る
マンモスへの旅―いかに冷凍マンモスを発掘し研究するかマンモスへの旅―いかに冷凍マンモスを発掘し研究するか
(1996/11)
鈴木 直樹橘田 幸雄

商品詳細を見る
4次元下顎運動アトラス4次元下顎運動アトラス
(2004/07)
福島 俊士重田 優子

商品詳細を見る

北森鴻さんの訃報

 2010-01-26-00:00
48歳。まだまだお若いのに…。

「香菜里屋を知っていますか」(感想)では、香菜里屋シリーズに幕が下ろされましたが、もう博多のかもねぎコンビも、裏京都ミステリーも、冬狐堂シリーズも、蓮丈那智シリーズも読めないんですね。かもねぎコンビなんて、続編もあるのかなぁ、なんて勝手に期待していたんですが…。

沢山の作品をありがとうございました。御冥福をお祈りいたします。

図書館本など

 2010-01-25-23:48
昼が夜に負うもの (ハヤカワepiブック・プラネット)昼が夜に負うもの (ハヤカワepiブック・プラネット)
(2009/10)
ヤスミナ カドラ

商品詳細を見る

内容(「BOOK」データベースより)
青い目で、天使のような顔をしたアラブ系の少年ユネス。彼は、身を寄せる伯父に降りかかった災厄のために、果樹園が立ち並ぶ美しい村リオ・サラドに移り住んだ。初めは新しい土地に馴染めなかったが、やがて、かけがえのない親友を得て、青春の日々を謳歌する。しかし、優美な少女エミリーの出現と高まる戦争の足音が、ユネスと友人たちの絆を引き裂く―歴史の闇に埋もれたアルジェリア戦争を背景にして、少年の成長と愛を流麗な筆致で描き上げる、フランスのベストセラー長篇。

むむーん、これはちょっとダメでした。とっても浪漫的な内容だし、amazonでも評判が良いようですが、二人がそこまで惹かれ合う理由が分からなかったです。顔?顔なの?でもね、少年ユネスの頑固な父親があっという間に転落していく様は、やたらとリアリティがあって怖かったなぁ。間違った誇りは、身を滅ぼしてしまうのです。アルジェリア戦争を知っているフランスの人が読むと違うのかしらん。最近、海外物をあんまり読めなくなっていて、望みをかけてタイトルが印象的だったこれを読んだのもあったんだけど、更に海外物から離れる切っ掛けに…。好んで読むものにも、色々波があるよなぁ。

夜想曲集:音楽と夕暮れをめぐる五つの物語夜想曲集:音楽と夕暮れをめぐる五つの物語
(2009/06/10)
カズオ・イシグロ

商品詳細を見る

内容紹介
ベネチアのサンマルコ広場を舞台に、流しのギタリストとアメリカのベテラン大物シンガーの奇妙な邂逅(かいこう)を描いた「老歌手」。芽の出ない天才中年サックス奏者が、図らずも一流ホテルの秘密階でセレブリティと共に過ごした数夜の顛末(てんまつ)をユーモラスに回想する「夜想曲」を含む、書き下ろしの連作五篇を収録。人生の黄昏を、愛の終わりを、若き日の野心を、才能の神秘を、叶えられなかった夢を描く、著者初の短篇集。

これは、「昼が夜に負うもの」よりも先に読んだんでした。読んだ後の方がじわーっとくる感じ。長編でぐわーっとくるのもいいけれど、こういう短編もいいのかもしれませんね。ベネチアを舞台とするものは、ゆるく繋がっています。「老歌手」における生き方に淋しくもなるのですが、「夜想曲」を見る限り、この生き方はこの生き方でありなんだろうなぁ、きっと。

6TEEN6TEEN
(2009/10/01)
石田 衣良

商品詳細を見る

内容(「BOOK」データベースより)
『4TEEN』続編ついに刊行!ぎこちない恋。初めての裏切り。そして、少しだけリアルさを増してきた未来…。超高層マンションを見上げる月島の路地で、ぼくたちはこの世界の仕組みを考える。ダイ、ジュン、ナオト、テツロー―永遠の青春小説。

彼らは、「4TEEN」の時の方が輝いていたように感じてしまいました。彼らも少年→青年の道を辿っていて、マコトと年齢が近くなってくれば、それはどうしてもIWGP贔屓になってしまうのです。別にいいんだけど、4人を描き分けようとすればする程、ゲスト(?)の登場人物の書き込みが薄くなってしまうように感じてしまいました。4人が主人公って、ちょっと大変?

楽園〈上〉楽園〈上〉
(2007/08)
宮部 みゆき

商品詳細を見る
楽園 下楽園 下
(2007/08)
宮部 みゆき

商品詳細を見る

内容(「BOOK」データベースより)
「模倣犯」事件から9年が経った。事件のショックから立ち直れずにいるフリーライター・前畑滋子のもとに、荻谷敏子という女性が現れる。12歳で死んだ息子に関する、不思議な依頼だった。少年は16年前に殺された少女の遺体が発見される前に、それを絵に描いていたという―。
土井崎夫妻がなぜ、長女・茜を殺さねばならなかったのかを調べていた滋子は、夫妻が娘を殺害後、何者かによって脅迫されていたのではないか?と推理する。さらには茜と当時付き合っていた男の存在が浮かび上がる。新たなる拉致事件も勃発し、様々な事実がやがて一つの大きな奔流となって、物語は驚愕の結末を迎える。

宮部さんによる現代の犯罪もの、超能力ものは色々とツライです…。過去、色々読んだ宮部超能力者たちの末路を思い出す。

小さいころに置いてきたもの小さいころに置いてきたもの
(2009/09/19)
黒柳 徹子

商品詳細を見る

内容(「BOOK」データベースより)
『窓ぎわのトットちゃん』に書けなかった、私の秘密。先に逝った大切なひと、今そばにいる大好きなひと。まっすぐな視線でつづる、にぎやかですこやかな日々。

「世界で一つだけの花~♪」ではないけれど、こんな人は他にいないと思うのです。巧い文でも読み易い文でもないんだけど、こんな人が同時代に生きているのは貴重だと思う。「窓ぎわのトットちゃん」のまんま、大人になっていったんだろうなぁ。

宵山万華鏡宵山万華鏡
(2009/07/03)
森見 登美彦

商品詳細を見る

内容(「BOOK」データベースより)
祇園祭宵山の京都。熱気あふれる祭りの夜には、現実と妖しの世界が入り乱れ、気をつけないと「大切な人」を失ってしまう―。幼い姉妹、ヘタレ大学生達、怪しげな骨董屋、失踪事件に巻き込まれた過去をもつ叔父と姪。様々な事情と思惑を抱え、人々は宵山へと迷い込んでいくが…!?くるくるとまわり続けるこの夜を抜け出すことは、できるのか。

最近、職場の人が「恋愛小説が読みたいと思って!」と言って、『夜は短し歩けよ乙女』(しかも、彼は“恋せよ”と間違えていた)を読んでたんですが、モリミーって恋愛小説??? 本屋のポップにそう書いてあったんだ、って言ってましたけど…。めくるめく宵山の世界。うーん、でも、私は『夜は~』を繰り返し読んでる方がいいのかもしれません。あとは『恋文の技術』かなー。あれ、賛否両論あるかと思いますが、私は好きだな、妄想ヘタレ大学生。スルメ的に思い出してしまいます。

年末年始のガイド本

 2010-01-24-23:16
このミステリーがすごい! 2010年版このミステリーがすごい! 2010年版
(2009/12/10)
不明

商品詳細を見る

ここ数年、ダ・ヴィンチの特集本は必ず買ってるんですが(年末のBOOK OF THE YEAR関係)、今回はこのミスにも手を出してみましたよ! このミスは海堂先生の書きおろし狙いだったんですが、旅行に持っていくサイズとしてもちょうど良く、ぱらぱらと見てました。

お目当ての海堂先生の短編のタイトルは、「四兆何千億分の一の憂鬱」。前回の書き下ろしだったという、「東京都二十三区内外殺人事件」は、「イノセントゲリラの祝祭」の文庫版にうまーく挟まってたんですが(ハードカバーでは入ってなかった!)、これはどこの間に収まるのかなぁ。お馴染み加納警視正と玉村警部補のコンビが活躍する殺人事件の捜査なんだけど、いつものようにうまーく現実とリンクしているように思います。ああ、でも、せっかく出来たこういうセンターもまた、いつかぶっ潰れてしまうのでしょうか。全てはこの後、崩壊していくんだよねえ、きっと。

さて、このミスで気になった本たち。
ジョニー・ザ・ラビットジョニー・ザ・ラビット
(2008/12)
東山 彰良

商品詳細を見る

ダイナー
ダイナー
(2009/10/23)
平山夢明

商品詳細を見る
死神を葬れ (新潮文庫)死神を葬れ (新潮文庫)
(2009/07/28)
ジョシュ バゼル

商品詳細を見る

ウィンズロウの「犬の力」も、作者が既に亡くなっているという「ミレニアム」三部作(生前、更に続編が書かれるはずだったのだとか)も気になるなぁ。

ダ・ヴィンチの方は、「恩田陸の英米幽霊屋敷ガイド」に惹かれ、1月号に引き続き2月号も買っちゃいました。でも、これ、思ってたよりもボリュームが少ないのです。せっかくの特集。もっと紙面を割いて欲しかったなぁ。

あとは、1月号か2月号のどちらかで、北尾トロさんの勝間本の話が面白かったんだけど、今めくってみて見つけられません…。そうなのよね、勝間さん、決して悪い人ではないし、押し付けようという気もないのでしょうけれど、合理的にして時間を捻出するとしても、そんなガチガチにせずに、ゆるゆるした時間が好きな人間もいるのよ~、という気もするんだよねえ。時間の無駄使いと言われれば、確かにそれはそうなんだけど…。なんなんだろうな、勝間さんを見たときに感じる、あのモヤモヤ感。

「きのう何食べた?」2・3

 2010-01-24-21:35
きのう何食べた? 2 (モーニングKC)きのう何食べた? 2 (モーニングKC)
(2008/11/21)
よしなが ふみ

商品詳細を見る
きのう何食べた? 3 (モーニングKC)きのう何食べた? 3 (モーニングKC)
(2009/10/23)
よしなが ふみ

商品詳細を見る

■2巻■
グリーンアスパラのからしマヨあえ
牛肉のオイスターソースいため
鮭のみそホイル焼き
黒みつがけミルクかんてん
しらたき入り肉じゃが
ほうれん草入りのラザニア
いんげんとちくわのサラダ
ぶり大根
■3巻■
れんこんのきんぴら
サッポロ一番みそラーメン
うなぎと高菜と卵の混ぜごはん
おかずクレープ&おやつクレープ
肉みそあんかけチャーハン
キャベツとあさりとベーコンの蒸し煮
野菜たっぷり具だくさん雑煮
鶏手羽先の水炊き

表紙に書いてある料理名を載せてみたんですが、副菜好きのシロさん、作ってる料理はこれだけじゃないんですよねえ。料理+日常。子供が出来るはずのないゲイ・カップル、老後の不安だって尽きないゲイ・カップル。一生添い遂げられるかも分からない二人。親との付き合い。この辺りも身につまされるんだけどなぁ。

とりあえず、まずは料理面から。

牡蠣フライを作ったときに余ったパン粉をどうしよっかなー、と思っていたら、シロさんのクリスマスメニュー、「鶏肉の香草パン粉焼き」を思い出しました(2巻)。パルメザンチーズもにんにくのみじん切りもなかったけど、あと、もも肉じゃなくって胸肉で作っちゃったけど、美味しかったです。

3巻からは酸辣湯。酸辣湯が自分で出来るとは知らなかったよ! ただこのレシピで作っちゃうと、卵が多すぎたような…。今度は卵1個にしてやってみようっと。

クレープな休日も今度やってみたいなぁ。

◆1巻の感想にリンク
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
プロフィール

つな がる

Author:つな がる
つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
興味を持った記事があったり、あなたが読み終えた本について語っていたら、是非あなたの感想を教えて下さい。お待ちしています。

2008年3月23日に、fc2ブログに引っ越してきました。それ以前のamebaブログでの更新も、引っ越しツールによって移行しています(以前の記事は、表示が少々見辛いかもしれません。ご容赦を)。

掲示板その他リンク

ユーザータグ
最近の記事
カレンダー
12 | 2010/01 | 02
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

RSSフィード
カウンター

月別アーカイブ
検索エンジン情報
Googleボットチェッカー Yahoo!ボットチェッカー MSNボットチェッカー

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。