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「きのう何食べた?」2・3

 2010-01-24-21:35
きのう何食べた? 2 (モーニングKC)きのう何食べた? 2 (モーニングKC)
(2008/11/21)
よしなが ふみ

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きのう何食べた? 3 (モーニングKC)きのう何食べた? 3 (モーニングKC)
(2009/10/23)
よしなが ふみ

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■2巻■
グリーンアスパラのからしマヨあえ
牛肉のオイスターソースいため
鮭のみそホイル焼き
黒みつがけミルクかんてん
しらたき入り肉じゃが
ほうれん草入りのラザニア
いんげんとちくわのサラダ
ぶり大根
■3巻■
れんこんのきんぴら
サッポロ一番みそラーメン
うなぎと高菜と卵の混ぜごはん
おかずクレープ&おやつクレープ
肉みそあんかけチャーハン
キャベツとあさりとベーコンの蒸し煮
野菜たっぷり具だくさん雑煮
鶏手羽先の水炊き

表紙に書いてある料理名を載せてみたんですが、副菜好きのシロさん、作ってる料理はこれだけじゃないんですよねえ。料理+日常。子供が出来るはずのないゲイ・カップル、老後の不安だって尽きないゲイ・カップル。一生添い遂げられるかも分からない二人。親との付き合い。この辺りも身につまされるんだけどなぁ。

とりあえず、まずは料理面から。

牡蠣フライを作ったときに余ったパン粉をどうしよっかなー、と思っていたら、シロさんのクリスマスメニュー、「鶏肉の香草パン粉焼き」を思い出しました(2巻)。パルメザンチーズもにんにくのみじん切りもなかったけど、あと、もも肉じゃなくって胸肉で作っちゃったけど、美味しかったです。

3巻からは酸辣湯。酸辣湯が自分で出来るとは知らなかったよ! ただこのレシピで作っちゃうと、卵が多すぎたような…。今度は卵1個にしてやってみようっと。

クレープな休日も今度やってみたいなぁ。

◆1巻の感想にリンク
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「愛がなくても喰ってゆけます。」/食い物に捧ぐ

 2009-08-06-21:16
愛がなくても喰ってゆけます。愛がなくても喰ってゆけます。
(2005/04/16)
よしなが ふみ

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いやー、よしながふみさんって、おっとこまえですよねえ。
最初の不細工顔に恐れをなしつつも、お出かけ変身後(いや、これ、変身としか…)の姿はお見事!

よしながさんとその周囲の人々によるグルメガイド(しかし、卒業してなおこの結束の固いサークルってすごいよな)、なんですがーー。

うっかり、すべてを信じそうになるけれど、実際は

この話は全てフィクションです。実在する人物とは一切関係ありません。ただし、この物語に登場するお店はすべて実在しています。

なんだよねー。

いや、この人間関係も含めてお話が面白く、こ、これは本当なの?、と若干翻弄されるのでした。

よしながさん、ほんとに巨乳なんでしょうか…。そして、実際のお顔も拝見してみたいー。

なんてことは抜きにしても、「あたしがこんだけ食い物に人生を捧げてきたんだから食い物の方だってあたしに少しは何かを返してくれたっていいと思うの」の迫力そのままの美味しそうな描写がたまりません。お酒に関してはついていけたけど、食の方にはついていけそうにありません・・・。自分はこんなに感激しながら、何かを食べられない気がします…。Yながさんに連れて行って貰った店の有難味を分からなかったことで、破局を迎えてしまう塾講師のK崎みたいだ…。人ってそれぞれ譲れない線があるよね。

「フラワー・オブ・ライフ」3・4/花のような一年間

 2008-12-22-22:11
フラワー・オブ・ライフ (3) (Wings comics)フラワー・オブ・ライフ (3) (Wings comics)
(2006/04)
よしなが ふみ

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フラワー・オブ・ライフ 4 (4) (WINGS COMICS)フラワー・オブ・ライフ 4 (4) (WINGS COMICS)
(2007/05)
よしなが ふみ

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1、2巻で描かれたのは、春から秋まで。3、4巻で書かれるのは、高校一年生の残りの時間。

それだけではなく、3、4巻ではぐっとクローズアップされてくることがある。そのことがあるせいで、1、2巻の楽しい時間もより際立つし、3、4巻がぐっと印象深くなるように思います。1~4巻を通じて描かれるのは、楽しい一年間なんだけど、決してそれだけではないのです。

3巻のハイライトは、クリスマスかなぁ。高校生の彼らは春太の家でクリスマス・パーティをし、彼らの担任・斉藤滋は不倫の恋にけりをつける(しかし、けりをつけたところが、ああなっちゃうのは大丈夫なのか、という気もするが。なんてったって、都条例違反)。

よしながさんのマンガを読んでて感じるのは、突き放した優しさ。その時、べたべたと甘やかすだけが優しさではない。それは、登場人物たちがあちこちで食らうお小言にも現われているなぁ、と思います。でもって、人間の行動って、簡単に割り切れないけれど、それすらもいいなぁと思ってしまうエピソードがあるんだよなぁ。

春太たちのお話は、この一年間ですっぱりと終わってしまうんだけど、彼らのその後も気になります。いつか描かれることはないのかしら。

3、4巻で印象深かったのは、春太たちが持ち込みをした、大手出版社の編集者、高山のエピソードと、後期の中間あたりの今頃が一番好き、という相沢さんの呟き。人間同士の関係に合う合わないはあるかもしれないけど、正しいも正しくない。愛ゆえに毒舌を吐いてしまう高山に、春太たちは食らいついていくのです。誰と仲良く出来るかという、最初のドキドキが終わって仲良くなって、次の春が来れば、また仲良しも出来るけど…という相沢さんの呟き。そして4巻は次のクラス分けのシーンで終わるのです。一年を通じて、少し大人になった彼ら。ついつい、彼らの未来の幸福を願ってしまう、そんなラストなのです。
前回の1、2巻の記事への拍手コメントもありがとうございました!印象的なラストでしたよね。

「フラワー・オブ・ライフ」1・2/花のような一年間

 2008-12-19-00:18
フラワー・オブ・ライフ (1) (Wings comics)フラワー・オブ・ライフ (1) (Wings comics)
(2004/04)
よしなが ふみ

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フラワー・オブ・ライフ (2) (Wings comics)フラワー・オブ・ライフ (2) (Wings comics)
(2005/05/25)
よしなが ふみ

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よしながふみさんで、表紙は美少年だけど(正確には1巻の方は、右にいるのはおかまと間違えられる担任教師(女))が、別にそういう物語ではないのでした。描かれるのは、花のような高校生活。

主人公は、姉からの骨髄移植により白血病を克服し、他のみんなより一年と一か月遅れて、1年D組にやって来た、花園春太郎。人よりヘビーな過去を抱えている彼だけれど、1、2巻ではその事による陰は全く見えません。

1、2巻は春太がクラスに入ってきてからと、秋の学園祭まで。真っ直ぐな春太の性格が、周りのクラスメイトたちをも巻き込んでいくのです。何ていうのかなー、似たような子たちばかりでつるむのではなく、ジャンル(人をジャンル分けするのもなんですが)を飛び越えて、仲良くしている彼ら彼女らが素敵。

隠し事が嫌いでどこまでも真っ直ぐな春太なんだけど、その真っ直ぐさゆえに、春太よりもナイーブな親友の翔太を傷つけてしまったりもします。担任の斉藤滋(通称・シゲ、性別・女性)の諌め方もいいなー。

あとはねー、春太と翔太(と真島)が所属するのが漫画研究会なので、漫画の話とか、コミケ(変人、真島が超の付くオタクだから)の話も面白かったっす。1-Aの武田さんの漫画、「ルイジアナにひな菊咲いて」も読んでみたい!

「きのう、何食べた?」のちょっと枯れた感じも好きだけど、青春真っ盛り!も楽しかったなぁ。文化祭の打ち上げで、居酒屋でお酒(いや、あれは苦いジュースだったか…)を飲んじゃったりもするんですが、みんないい子たちなのです。そして、ここでも、とにかく料理が美味しそうなのです。春太の姉、さくらの料理が滅茶苦茶美味しそうなんだよね。

「孤島の姫君」/今市子さん短編集

 2008-03-27-23:11
02946911.jpg
孤島の姫君 新版 (ソノラマコミック文庫 い 65-2)
(2007/11)
今 市子

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「百鬼夜行抄」の今市子さん。古本屋で短編集を見つける度に、ほくほくと捕獲しています。

これまで読んだ感じだと、今市子さんの作品は、大きくは日本を舞台とした民俗学的なもの、異世界の伝統的な社会を舞台としたものに分けられると思うのです。後、細かく言えば、異世界の伝統的な社会を舞台としていると見せかけて、実はSF的要素が入ったもの、かなぁ。

「百鬼夜行抄」も勿論好きなんだけれど、短編でもね、きちんとその世界観が広がっていて、十分にその世界に遊ぶことが出来るのです。
目次
赤い袖
沈黙
真夜中の食卓
遺影がない
孤島の姫君
【文鳥マンガ】美しき獣たち
この中でいえば、異世界の伝統的な社会を舞台としているのが、「沈黙」と「孤島の姫君」。今市子さんの絵は実に端正なんだけれど、時々ちょっとブラックなところもあって、「遺影がない」なんかは、まさにブラックな笑いを見せてくれる。

「沈黙」は、全く違うという「二つの国」の話。一方は「沈黙の国」と、もう一方は「暗闇の国」と呼ばれ、互いに交わることがなかったのだが…。ある日、「沈黙の国」の「暗闇の門」の中から、二十年前に行方不明となった娘が現れた。娘は森の神の存在を説き、村人たちは森の神に供物を備えるようになるのだが…。そうして、また一人、「暗闇の門」を越えて、今度は森の向こうの街から来たという旅人が現れる。「沈黙の国」と「暗闇の国」。二つの国の謎が明かされる様が実に鮮やか。ハスキーボイスのニザートと、その弟分のサリオがいいなぁ。

表題作、「孤島の姫君」は、竜人族の王女と夢使い、兵士の話。夢使いと言えば、めるへんめーかーさんの「夢狩人」を思い出す。

この短編集で、私にとって特筆すべきは、文鳥マンガ、「美しき獣たち」のこと。私もむかーしセキセイインコを飼っていたので、鳥への愛や、その行動は頷けるところもあり、セキセイインコなどよりは余程凶暴だと思われるその性癖に、目を白黒させたり。しかし、紙を使う漫画家さんには、鳥の糞やら、彼らの嘴は相当凶器になると思うんですが、でも、何をされても可愛いんだろうなぁ。
百鬼夜行抄16 [眠れぬ夜の奇妙な話コミックス] (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)百鬼夜行抄16 [眠れぬ夜の奇妙な話コミックス] (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)
(2007/11/07)
今 市子

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「きのう何食べた?1」/食べること、大事にしてますか?

 2007-12-27-23:27
よしなが ふみ
きのう何食べた? 1 (1) (モーニングKC)

仕事帰りに立ち寄った本屋で、むらむらと買いたくなってしまい、珍しく購入したものです。ブログを見れば丸分かりかと思いますが、私のここ数年の読書は図書館中心。お陰さまで、ハードカバーなんかはバンバン読めるのですが、どうしても弱くなるのが漫画方面(世の中には漫画が置いてある図書館も多いようですが、我が図書館にはほとんど置いてないのですー)。

漫画は嵩張るのとコストパフォーマンスが悪いので、漫画文庫以外はここ数年、ほとんど手を出していなかったのですが、これはネットなどでの評判も良かったし、えいやと購入。

結果、良かったですー。料理漫画としても、十分に読むことが出来るし、レシピがざっくり描いてあることを考えると、レシピ本としてもいけるというわけで、コストパフォーマンスも丸。

中心となるのは、弁護士の筧史郎(シロさん・43歳)、美容師の矢吹賢二(ケンジ・41歳)のゲイの同棲カップルの食生活。

二人暮しの料理を担当する筧史郎は、背は高いし、ハンサムだし、料理は出来るし、弁護士だし…、と一見、かなりの好条件に見えるのに、彼がゲイだと知らない同僚からも、「普通の男が、43歳にして、あの若さと美貌だなんて気持ち悪い」などと言われてしまう。ある程度の年を重ねると、あまりに美貌の男というのは、胡散臭いものなのでしょうか。大手の渉外事務所で死ぬほど働かされるよりも、そこそこの収入で人間らしい暮らしを望む彼。料理の様子も、仕事帰りに寄るスーパーの雰囲気や、スーツを脱ぎながら下ごしらえするところなど、現実の臨場感たっぷり。確かにこれだったら、一度に何品も作り上げることが出来るよなぁ、と納得できる手際の良さ。
一話完結のお話の最後には、よしながふみさんによる、その料理の別アレンジの仕方が載っているのも良し。

そうだなぁ、そうやってやれば出来ると分かっていても、自分はついつい手を抜くし、品数も多くは作れないんだけれど! 何品も一気に作り上げて、心の中で秘かにガッツポーズをとる勢いの達成感を得ているシロさんが可愛いです。そういう日々の達成感って大事かも。そうして二人で一緒に食べることが、また「しあわせ」なわけで(ケンジがまた幸せそうに食べるんだ)。調理法としては、一気に作るだけあって、出汁を取るとかそういう面倒なことは言わず、茹でて合えたり、だしの素や、めんつゆが登場するのも特徴でしょう。身近でそんなに値の張らないものをうまーく使いこなしています。この中で、やってみたいと思ったのが、鮭とごぼうの炊き込みごはん。ちょっと生臭くないかな?と思ったんだけど、ごぼうの香りと塩鮭を使うことで、そうはならないのかなー。

お堅いシロさんと和やかケンジの二人もいいし、周囲の人々もいいですよ。シロさんのお母さんはちょっと大変だけれど。息子がゲイであることを知って、ゲイである息子を受け入れなきゃ!!、ってなってるところが、困ったお母さんなのです…。
スイカを縁に知り合った、ご近所の主婦・佳代子さんのレシピは、これからも楽しみ♪
ケンジの勤める美容院のお話で出てきた「爆弾」の話も面白かったなぁ。私も時々、何も考えず、タートルネック着て美容院行っちゃうんですが、んぎゃー、これも時として爆弾の一員と認定されてしまうのですね…(というか、その先を読んでないところが、「爆弾」たる所以…)。

続巻も楽しみです。これは揃えよっと。
大奥」も読みたくなっちゃいました。漫画喫茶にでも行ってこようかな~。

「天使たちの進化論」/永遠ということ

 2007-12-02-21:51
清水 玲子
天使たちの進化論 (白泉社文庫)

その絵柄が美麗であること、なかなかに凄い漫画家さんであるということ、こういった事のみは、予備知識として何となく頭の中には入っていたものの、清水玲子さん、今回が初読みです。例によって古本屋で捕獲いたしました。

「天使たちの進化論」「千の夜」「月下美人」は、ロボットのエレナとジャックのコンビ(ジャック&エレナシリーズというのがあるらしい)が活躍するお話、「もうひとつの神話」は宇宙船で旅を続けるアダムとイヴの話、「ナポレオン・ソロ」は人間型のロボットが持て囃される中、典型的ロボット型の形状を持つロボット、ナポレオンと、セクサイド(まぁ、そういったことのお相手もするロボットだ)であるカイの話。「天女来襲」はこれはちょっと良く分らなかったな、死にかけた際に「天女」に気にられてしまった少年、夏己のお話、「ネオ・ドーベルマン」は、特殊な能力を持つドーベルマン、ショナと少女、百合花のお話。

絵も美しいし、面白かったな。他ももっと読んでみたいです。ユーモラスなところもあるんだけれど、この方の魅力は、まるで切りつけるような切実さ、鋭さ。ジャック&エレナシリーズで言うと、非常に美しい外見を持ち、超高性能ロボットであるエレナの苦悩。エレナはセクスレスであり、超高性能ロボットであるために、いつまでも若いまま、死ぬ事もない。いわば、エレナは不変の存在である。一方の人間と言えば、それはどんどん変わっていくもの。

とはいえ、いつまでも変わらないものを、誰よりも信じたいのがエレナであり、また、その一方で、変わっていく人間に憧れを抱くのもエレナである。この辺、同じロボットであっても、男性型であり旧型のロボットであるジャックとは違うところ(ジャックのほうが、穏やかで優しい性格なのだ)。

このエレナとジャックの関係は、ん?、と思うところもあるものの(人間の女性、ルイスが、エレナが来るまでジャックの恋人だったと紹介されたり)、どうもこの一冊だけでは良く分らないので、本シリーズも読んでみなくては。

しっかし、漫画って、コミックス版と文庫版があったり、タイトルもそれぞれ違っていたり、更にamazonにはろくに情報がなかったりするもんだから、次にどれを読んでいいのかよく分かりません! 「ミルキーウェイ」「竜の眠る星」を読めばいいのかなー(そして、どっちを先に読めばいいのさ)。

宇宙を舞台に活躍する二人組と言えば、大原まり子さんの「ミーカはミーカ トラブル・メーカー」を思わず取り出してきてみたり(きっと、「イル&クラムジー」シリーズの方が有名なんだろうけど、こちらは未読)、高千穂さんのダーティペアもとい、ラブリーエンゼルの二人を思い出すのでした。

もくじ
天使たちの進化論
千の夜
月下美人
もうひとつの神話
ナポレオン・ソロ
天女来襲
ネオ・ドーベルマン
あとがき

「お父さんは時代小説が大好き」/本読み人の習性とその生態

 2007-11-01-22:19


吉野 朔実
お父さんは時代小説(チャンバラ)が大好き (角川文庫)

「お母さんは「赤毛のアン」が大好き」 が一作目ではなく、この「お父さんは時代小説(チャンバラ)が大好き」が、この本の周辺を描いたシリーズの一作目なのでした。特に問題なく読んじゃったのだけれど、多少、何だかおかしいなー、と思った部分も…(「お母さん~」が一作目だと信じて読んじゃったの)。

なぜそう思い込んだのか分らないのだけれど、えーと、それはやっぱり、母は強し、ということと、私が赤毛のアン好きだから??(とはいえ、吉野さんのリアリストなご母堂は、どうもアンではなく、マリラに感情移入して読まれてるらしい。そういう読み方って、たぶん珍しいですよね?)

というわけで、これからお読みになる方は、お気を付け下さいませ。お父さんが一作目、お母さんが二作目でありまする。

目次
「咳をしても一人」は誰の句だったか?
草の匂いにつつまれて
山吹と山茶花と
「羊たちの沈黙」日記
やっぱりアルジャーノンには花束を?
これがフランス料理だ!!
「いまさらアンドロイドが電気羊の夢を見るか?」
鮫と古事記
(対談)誇り高い少年たちの王国 吉野朔美×沢田康彦
午後のお茶会
ステキなタイトル
お父さんは時代小説が大好き。
犬づくし
正しい本の捜し方?
友人に薦めてもらった本はつまらないほど面白い。
この本によって自殺者は増えるだろうか?
パトリック・ジュースキントのこと
(対談)現実と夢の挟間に生きる人々 吉野朔美×穂村弘
ふんわり毛布にくるまって
漱石先生に再会する。
百見は一画にしかず
恐怖は人類の遺産である。
ロールシャッハ・テスト
狂気なおともだち
父の野望
(対談)植物の声に耳を傾けたとき 吉野朔美×北上次郎
あとがき
解説 目黒考二


この本は平成八年に単行本となったものが、文庫化されたもの。だから、本の雑誌に連載されていたのは、当然もっと前。今から10年以上前と言えば、大分状況が異なっているのが、ネット環境であるわけで、一部にはネットで調べたり、ネット書店を使えば解決されちゃうような問題も描かれておりますが、実際はこういう問題って、友人を介して解決するのがきっと面白いんだろうなぁ。「羊たちの沈黙」が三冊集まっちゃう件も楽しそう~(私は「ハンニバル」は面白く読んだけど、「羊たちの沈黙」は訳がダメでした…)。

吉野さんの周囲には、本好きの人々が溢れていて実に羨ましい! 私もブログをやるようになって、本好きなお友だちがずいぶん増えたなぁ、と嬉しく思ってはおりますが。

さて、友人つながりでいえば、「友人に薦めてもらった本はつまらないほど面白い。」。これは一体どういうことかと言えば、面白い、面白くない、そういった好みが一致しない方が、議論になって面白い、ということ。思い入れがあるほど、意を尽くして語るから、確かにこういうのって面白いですよね。

さて、目黒考二さんは、解説にて吉野朔美さんの本業の漫画を読んだことがないんだ…、と告白しておられますが、私も同様に吉野朔美さんのストーリー漫画をほとんど読んだことがありませぬ(あ、スピリッツ連載の「瞳子」はそういえば、ちょっと読んだかも。でも、あまり覚えてなーいー)。

なぜかいっつも「純情クレイジーフルーツ」の松苗さんと混同しちゃうんですよね、あれ、並べると全然似てない?汗




そして、気になった本たち。アンドロイド~、今からでも遅くはない?
レオ・レオーニのこの本、前から気になってはいるのだよね~。
…レオ・レオニって、レオ・レオニ(「
フレデリック 」とか)と一緒ですよね??(ちと不安)

「お母さんは「赤毛のアン」が大好き」/本読み人の習性とその生態

 2007-10-31-22:29

吉野 朔実

お母さんは「赤毛のアン」が大好き (角川文庫)


柴田元幸さんの「つまみぐい文学食堂 」を読んでた時に、気になった吉野朔美さんの本です~。

文庫で出ているということだし、と珍しくも買おうと意気込んで実書店に出かけたのですが、置いてなーい! 早く読みたいのにー、とがじがじしながら、ネット書店で購入しました。

で、届いて直ぐに読み始めたんだけど、いやー、これ、面白いですね。
本読みならあるある!、と思う、習性と生態といいましょうか、その辺りが、吉野さんの漫画で語られるわけです(時に文章もあり)。
すぐ読み終わっちゃうので、コストパフォーマンス的には、ちとどうかなーとも思うのだけれど、いっぱい書き込んであるので、たぶん何度でも楽しめるはず(というわけで、コストパフォーマンスは、きっと結果的に丸)。

オーソドックス(?)なところでは、本の解説を先に読むか後から読むか?、という疑問(ちなみに私は絶対に後から。私はこうやって読んだけど、あなたはどう読んだ?、とせーのでカードを開くようなイメージで、読み終わった後のお楽しみにしてます)や、カフカの「変身」におけるザムザのイメージなどなど、吉野さんや周りの本好きの人々を巻き込んだ話が面白ーい!!

最近、手を出し始めたポール・オースターについて、色々書いてあったのも、私にはちょうど良かったです。

最後の物たちの国で 」の絶望とユーモアにうーむと思い、「ミスター・ヴァーティゴ 」のめくるめくエンターテインメントを楽しみ、「ティンブクトゥ 」では純粋な魂にじーんときて。
でもね、どうも、ポール・オースターという作家が、いまひとつ掴めなくって。

と、思ってたら、吉野さんも、オースターはちょっと微妙な評価みたい。

 また読んでしまったな。どうして読んでしまうのかな? オースター。

と、読むたびに思ってしまう作家なのだそうな。

私は次はエッセイの「トゥルー・ストーリーズ 」を読んで、そのあと、柴田さん吉野さん共に面白かったという「偶然の音楽」に行ってみよっと。ポール・オースターの人生自体、扉の著者紹介を読んでもずいぶん波乱万丈だなぁ、と思ってたんだけど、その辺も作品に影響しているのかなぁ。



目次

 オースターたち
ポール・オースター『偶然の音楽』
本を拾ったことがありますか?

<本の解説>先に読むか後から読むか
ストリックランドの汚名
読み手の身勝手
装幀の力
なんかそーゆう本なのだ
私はこれを”読みきった自慢”[男性編]
いつも本が入っている
ローレンス・ブロック 風呂で読むか!?布団で読むか!?
父の霍乱
わたしのザムザ
危険な書物
どうでもいい話
私はこれを”読みきった自慢”[女性編]
アインシュタインの脳
ワインの通(みち)
お母さんは「赤毛のアン」が大好き
どれも これもが 読みかけ
装幀の秘密
”読書”の定義
『招かれた女』あとがきにかえて
対談
柴田元幸×吉野朔美
偶然と貧乏の達人、ポール・オースター

「雨柳堂夢噺」/その声を聴く

 2007-10-01-23:46

波津 彬子
雨柳堂夢咄 (其ノ1) (ソノラマコミック文庫)
雨柳堂夢咄 (其ノ2) (ソノラマコミック文庫)
(文庫の画像が出なかったため、画集の画像を貼っています)

舞台は「雨柳堂」という骨董屋。物には想いや心が宿ることがある。
ましてや、それが古い物、骨董であるならば…。

時代は明治か大正あたり? 吉原の花魁や、袴を穿いた女学生、英国人の大学教授や、書生などが普通に出てきます。

さて、「雨柳堂」はおじいさんと孫の少年が営むお店。その少年、蓮は不思議な力を持つ。彼はこの世ならぬ声や想いを聞き、それらの存在を視ることができるのだ。時には、蓮とともに居ることで、「視えない人々」にもそれらが視えることも…。

蓮はお店にきた物の声を聴き、時に利用されてやり、手伝って上げることで、それらの想いを遂げてやる。それらが語るのは、残した人への想いや、結ばれなかった切ない恋、時には物に宿る精霊が生身の人間に恋をしてしまったりも。

そういうわけで、その物が嫌がるから商品として売ることが出来なかったり、その物からある情景がすっぽりと抜け出してしまうこともあり、骨董屋の商売としてはどうなのかしら、と思うのだけれど、そこは目利きとして有名な「おじい様」や、時にその物たちからお礼として貰う品々で釣り合いが取れているのかしらん。

連作短編なのだけれど、其の一、其の二で特記しておくべきなのは、わけありで確かな腕を持つ贋作師、篁の登場でしょうか。

「百鬼夜行抄」を読んでいたら、こちらの「雨柳堂夢噺」も読みたくなってしまって再読。で、ついつい自分が持ってる本は、記事にするのが後回しになってしまうのだけれど、やっぱりこの世界が好きなので、書いておくことにしました~。雨柳堂」の物の怪たちは、百鬼夜行抄」のような完全別世界の話しても分らないような存在ではなく、「話せば分かる」ような存在なんだけれど、その分、こちらでは人の世の哀しさや愛しさが強調されるように思います。

其の一
花椿(カメリア)の恋
宵待ちの客
十四夜の月に
我儘な名品
花に暮れる
太郎丸
金色の鳥
朝顔写し
はつ恋鏡
夜の子供
解説 藤本 由香里

其の二
昼さがりの訪い
雛の宵
猫王
白露の壺
京助氏の災難
月の花影
過去の破片
蔵の中の姫君
瑠璃の鱗
おもかげ行灯
解説 東 雅夫

「百鬼夜行抄4~6」/あやし

 2007-09-24-23:02
4巻における、妖魔、鬼灯のセリフが印象深い。

 俺達がおまえを見つけるんじゃない
 おまえが俺達を見つけるんだ
 闇を見抜くおまえの目が俺達を生かすんだ
 あるはずのないものが
 あるようになるんだ

なかったものがあるようになる。しかし、そこと我との間には深い溝がある。別世界ということを弁え、お互い深くは関わらぬように。時に、茶飲み話をするくらいが、互いに合った付き合い方。

同じ妖怪を描いていても、この辺が「しゃばけ」シリーズ などとは違うところ。どちらにもそれぞれの良さがあるけれど、別世界への恐れやあちらの世界を尊重するやり方が、この「百鬼夜行抄」シリーズの特徴だよね。



行李の中
人形供養/祖父、伶の若き日の話。伶は「赤間」に助けられる
鬼の居所
神の通る道/律、大学生に
待つ人々
雨がまた呼ぶ/2巻の「花盗人」の左手がまたもお騒がせ
闇夜行路
不老の壺/祖父が作った「鬼灯」を封じる壺

雲間の月
うす紅色の女
魔の咲く樹/律の眼にとり憑いたモノの話(ちょっと時空が歪んでる?)
狐の嫁入り/昔、まだ人間と妖怪とが約束を結んでいた時代の話
笑う盃
秋しぐれ/律、幽霊屋敷で雨宿り
返礼/「魔の咲く樹」の前日譚。哀しい呪術師の話

花貝の使者
隣人を見るなかれ/律のおじ、開が二十六年ぶりに「帰って」くる話
雨降って地に流るる
枯れ野
闇は彼方に佇み/開おじと、環おばの幼き日に出会ったモノが舞い戻ってくる話
マヨヒガ
骨の果実

■関連■
百鬼夜行抄1~3

「百鬼夜行抄1~3」/あやしの物語

 2007-09-24-00:30
飯嶋律の祖父、飯嶋蝸牛(伶)は他人にはない不思議な力を持つと言われた、幻想文学の書き手であった。ときに、他人には見えぬ、この世ならぬものを見てしまう者がいる。こちらが気がつかなければ、向こうもこちらに気づかない。けれど、そういうものを感じてしまう人間は、悪い影響を受けることもある。

祖父、蝸牛はそういう人間であり、また、それを利用した人間でもあった。ただし、それによって、蝸牛の寿命は確実に減った。そして、まだ幼かった律には、自分を守る術がない。祖父は自分の死に際し、律の身の安全を、「青嵐」なる妖魔に託す…。

 見てはならない 話してはならない


それが律の約束となる。

この世ならぬものが跋扈する律の家。律と同じくそれらが見えてしまう、従姉の司や晶。律や司、晶の身近で起こる様々な不思議な出来事…。

青嵐は、律の護法神であるけれど、律の家来であるわけではない。見過ごすことが出来ず、誰かを助けようとする律に、余計な事はするな、と忠告したりもする。あちらのモノどもと渡り合うのは、実は大変なこと。とはいえ、そう簡単に悪いことを見過ごすこともできず、大抵の場合、律は巻き込まれ、青嵐も駆り出されることになるのだけれど。

たとえば、人間によって使役される式神であっても、それらは好きで使役されているわけではない。自由を奪われ仕方なくやっていること。術が破れたとき、彼らが襲うのは最も憎むべき相手である術師である。

律は時に危ない橋を渡りながらも、何とかそれらと渡り合っていく。

連作短編といった感じで、基本、どこから読んでも大丈夫な気もするのだけれど(流石に1巻は最初に読んだ方がいいのかな)、時々、時系列がバラバラのお話が(特に祖父・蝸牛関連の話)飛び込んでくるので、その後にも関係のありそうなお話のメモメモ。

ストレートに人に害為す妖魔も怖いけれど、祖父、蝸牛と戯れていたという、妖魔「鬼灯(きちょう」も怖い。長く生きている彼は、遊び相手を求めている。自分のことが見え、対等に話せる律に鬼灯は執着するのだ…。ある種の無邪気さを持つ妖魔に見込まれるというのも、彼には律以外はどうでもいいわけで、身近な人たちにとばっちりがいかないようにするだけでも、結構大変~。

精進おとしの客/青嵐と祖父との約束の話
闇からの呼び声/従姉の司の痣の話
あめふらし
桜雀/尾白と尾黒の話
目隠し鬼
人喰いの庭/
雨夜の衝立/若き日の飯嶋伶と姉の話

水連の下には
見知らぬ花嫁
神借り/従姉の晶が連れて来てしまったモノの話
言霊の木
雪路/律の初めての友達の話
花盗人

封印の家
夏の手鏡
反魂術の代償/祖父の友でもあった、青嵐よりも長く生きている妖魔登場
凍える影が夢見るもの
南の風
青い鱗

■関連記事■
百鬼夜行抄4~6

「河よりも長くゆるやかに」/おれたちの青春

 2007-03-25-22:06
吉田 秋生
河よりも長くゆるやかに
小学館文庫

汚れた河を見ながら、主人公トシと友人の深雪(女の子みたいな名前だけど、立派に男の子)はこんな言葉を交わす。

 この河だって上流の方に行けばきれーなんだ、なのにこんなに汚れちゃって。
 でも、上流はきれいだけど流れも急だし、幅も狭い。
 海に近くなったこの汚れた河の方が、深くて広くてゆったり流れる。
 どっちがいい?


これは、男子高生トシとその周囲の人間たちを描いた、帯から引くと「ニッポン高校生のシビアで熱い日々-青春賛歌」なんである。

目次
さらばスクール・ボーイ愚連隊
愛というのじゃないけれど
真夜中のゲイ・ボーイ
愛と青春の朝立ち
大麻畑でつかまえて
今だから言える暗い過去
ボクのキミはピッカピカ!
大弱点
みゆき
やっぱりアレなのよ
Aランクでいこう
エッセイ 夢枕 獏


米軍基地近くの街で、姉と二人で暮らす能代季邦(としくに)。真面目一方だった父は突然の浮気の果てに家を出て、母はその後暫くして亡くなった。父は毎月の養育費を手渡してくれるものの、出来の良かった姉は、父に反発するかのようにホステスになり、季邦もまた少々ヤバい事にも首を突っ込みつつ、様々な手段でカネを稼ぐ。

境遇だけで見るとなかなかに大変なのだけれど、このトシは実に逞しい。仲間達と馬鹿馬鹿しい遊びに興じつつ、ガールフレンドのみどりともよろしくやりつつ、日々を過ごす。途中から親友となる深雪もまた、悪徳高利貸しと評判の父を持ち、またその出生にも屈折したものを持つのだけれど、彼らはその辺、実に巧く飲み込みつつ、日々を生きる。それもまた、一緒に馬鹿なことをやってくれる、仲間があってこそなのかもしれないけど。彼らの生はゆっくりと広く流れるのか? 狭く急に流れるのか?

馬鹿馬鹿しく騒がしい、主人公とその周りの男子高生たちもいいし、脇の人物もいい。トシの姉と軍人ポパイの恋路、トシの父の恋、深雪の両親の愛、みどりの親友、順子のトシへの叶わなかった恋(順子の話で興味深いのが、「椿の花を落とさないで」。女の子にとってキスをするのは勇気のいる事。落ち易い椿の花を、落とさぬほどに、どうぞ優しく・・・)など。

文庫裏を見たら、これが雰囲気をとってもぴったり言い表しているので、引いちゃいます。

 女とみればヤリたがり、大麻ときけば吸いたがるニッポンの高校生トシ、深雪、秋男。けっこうシビアな現実を抱えてたりもするのだが、涙をこらえて能天気なふりをしてみせるのさっ。ゲイバーでバイト、ドラッグ密売、スーパーでナンパと、りりしくしぶとくスケベに生きる3人組が今日も行く。

私はトシと深雪の2人に注目してしまったけれど、実は3人組だったのだね。秋男の事情については、深く取り上げられないせいか、ちょっと印象が薄かった。

これ、男性の感想を聞いてみたくもあるなぁ。こんなに馬鹿でスケベではないのかしら?笑
 ← 絵はこんな感じ。これは、にぱっと笑うトシだよね。

☆ 女子高生モノであればこちら → 『櫻の園 』 こちらもいいですよ~。

「ペーパームーンにおやすみ」/臆病で大胆不敵な彼女とナイトのオレ

 2007-03-16-00:02
オンライン書店ビーケーワン:ペーパームーンにおやすみ

川原 由美子

ペーパームーンにおやすみ

朝日ソノラマ文庫

目次
ペーパームーンにおやすみPart1
ペーパームーンにおやすみPart2
ペーパームーンにおやすみPart3
ペーパームーンにおやすみPart4
センチメンタル


25歳の目下、売出し中(というか、この間までほとんどぷーたろー)の作家のオレ、加園ハルキ。自作、『紙細工の街』が映画化され、原作者のオレは、主演のアイドル女優、まだ15歳の森川ともみに妙に懐かれてしまった。

森川ともみの別名は、「天才少女」に「わがまま姫」。彼女がいないところでは、大人たちは、彼女に対するバリゾーゴンの嵐。可愛い表情、顔とは裏腹に、時々、妙に醒めた目をするともみ。彼女はオレに何を求めているんだ?

「ペーパームーンにおやすみ」のPart1~4は、このハルキとともみ(ともみが言う所の、ハルりんとともりん)の物語。古本屋で捕獲したんだけど、やっぱり川原由美子さんはいいなー。「前略・ミルクハウス 」などもそうなのだけれど、下手に描くと陳腐になる、若者たちの居場所探しが、切実に迫ってくる。

劇中劇の映画は、主人公の歌世が周囲を拒絶して、自分の世界に閉じこもるという何ともクライ話。ハルキとともみの二人は、紙細工の街を、月を、ほんものの月に変えることが出来るのか?

 ← 見たことないんだけど、これが関係あるわけだ。


「センチメンタル」は、「前略・ミルクハウス」の最終巻に収められていた、「夏だったね」に良く似ているかな。ただし、こちらの季節は冬。一人ぼっちのクリスマスイブに偶然出会った、絵奈とタカシ。一週間限定査定、返品付きの条件で付き合うことになった二人は・・・。

誰にでも優しくて、魅力的な顔を見せる男の子。お付き合いできるのは嬉しいけど、そんな男の子の「トクベツ」になる事は難しい。自分だけに特別なのか?というのは乙女心的には重要なのであります。

「機動戦士ガンダムさん」/ガンダム、アナザー・ストーリー

 2007-01-27-23:24
?

左の「さいしょの巻」では、足を組んでふんぞり返ったシャアが、「30過ぎてもガンダムガンダムって・・・」「どうかと思うね ボカァ!」と嘯き、右の「つぎの巻」では、赤い軍服にアイロンを掛けながら、とりあえず ガンダムって つけときゃ」「売れるんじゃ ネーノ?」などと、どこまでも投げやり。後ろではララァがそんなシャアに突っ込んでます。

とまぁ、こういう雰囲気の四コマ若しくは短篇漫画が繰り広げられる本なのです。それぞれのキャラは、微妙に原型を残しつつ、それぞれに壊れている。

例えば、シャアは赤やツノにあくまでも拘る、のーてんきでちょっとお馬鹿なオトコ。女性陣はララァ、セイラさんを始めとして、あくまでも強い。

でも、ガンダムは各所で色々書かれているだけに、こういう壊れたキャラの原型もどこかで見たような気がするのです(アムロもかなり壊れた童貞キャラになってるけど)。

見たことない視点だなーと思ったのは、擬人化されたMSたちの物語、隊長のザクさん」

旧型ザクであるにも関わらず、隊長を務めるザクさん。彼の下には、堂々たる新型機、生意気で血気盛んなゲルググたちがいる。他の隊のドムにも、勿論自分の隊の部下にも馬鹿にされる日々。下からは突き上げられ、司令官である上からも押さえ込まれる、まさに中間管理職。この「隊長のザクさん」は「つぎの巻」に載せられていて、途中で終わってしまっているので、これだけは、ちょっと続きを読みたいなぁ、と思ったのだった。ザクさんの未来に幸あれ! ギャンが可愛い女の子MSだったのも、面白かったなぁ。くねくねっぽいから?笑 この二人、何か進展あるんですかね。

その他、PC関連のネタ、ガンダムでの大気圏突入の際の、?「耐熱フィルムを使用するにはサービスパック1を別途お買い求めください」、?「インストール作業に30分~1時間かかります」、?「シリアルナンバーを半角英数字で入力してください」なんてのも、面白かったです。ええ、ちょっと古いけど、見慣れたあの画面です。笑 当然、アムロは大気圏突入に間に合わず、シリアルナンバーが書かれているハガキを捜している途中、次のコマで、ちゅどーんしちゃってます・・・。普通にガンダムを動かしている際にも、「アプリケーションエラーです。不正な処理を行ったのでコンピューターを再起動します」 なんてなっちゃって、アムロが「宇宙世紀になってもコレかよ!!!?」などと怒っていたりもします。こう、PC使いとしては共感してしまうよな。まぁ、ガンダムはウィンドウズで動いてるわけじゃないんだろうけど。笑

「闇夜の本?」/やっぱり、闇はすてきだ!

 2007-01-06-22:57
坂田 靖子
闇夜の本 [少女向け:コミックセット]
朝日ソノラマ

闇夜の本1 」はハヤカワ文庫のものを読んだのだけれど、?は朝日ソノラマ、サンコミックス・ストロベリー・シリーズ版で。・・・うーん、ストロベリーって何だ???

目次
PART6 西風星
PART7 骨董刺繍
PART8 浸透圧?
PART9 浸透圧?
PART10 浸透圧?

「1」が五話収録だったので、出版社を跨いでいても、話としては繋がっているみたい。

西風星」は「1」の「大嵐」のトキとバンダの続きのお話。この春は天候がおかしくって、ひな菊だって咲かないし、風が吹かないせいで、風車だって動かない。天文台のクノップフさんが言うには、それもこれも全ては西風星のせいなんだという。空に上って、春の速い風を吹かせる西風星が、今年は空に上ってこない。西風星は山の向こうで、何かに引っ掛かっているのではないかしら? トキはバンダと一緒に西風星を探しに行くことにしたんだ。

骨董刺繍」。ザンケストにある骨董店「馬の細骨」の主人、ブレンハムさんがある日仕入れたのは、古い馬の刺繍。ウィンドーに置いたその刺繍を尋ねてやって来たのは、妙にそれを欲しがる男二人に、持ち主だという男の子。その刺繍は百年前のものだというのに、持ち主だって? 店番を務めていた息子のウィスターには、混乱することばかりだけれど、ブレンハムさんにとっては、「これくらいで驚いてちゃいかんね」。骨董店とはそういう仕事、さぁ、今度は一体何が出てくるのかな?

浸透圧」は?、?、?と連続したシリーズ。小説家志望のラークの元にやって来たのは、異次元からの物体に言語学者。これには、同居している科学者志望のケントの「浸透圧の実験」が関係しているようで・・・。?はケントの実験により、混在していまった二つの世界のお話ということで、この三者の出会いと、言語学者たちが暮らす異世界の様子が描かれる。あっちの世界では、ゴキブリが天然記念物だったり、同じ空間を共有していても、次元の膜を隔てているだけに、その様子は大分違うのだ。

?は、?の時のあちらの世界の置き土産、台所にやって来た「あれ」たちが繁殖してしまって・・・、という話。「あれ」たちを、あちらの世界に返そうとするのだけれど、ダメと言われるとやってしまう、ケントの天邪鬼な性格のせいで、もう世界はしっちゃかめっちゃか!

?は釣りを楽しむ(?)ラークとケント。しかし今度は、?でこちらの世界にやって来たプレートのせいで、またしても騒動に巻き込まれる。魚を釣るのではなく、結局はこのプレートを釣る羽目に陥ってしまうのだ。
浸透圧」は異世界を描かせたらやっぱり坂田さん!、と思う世界がこれでもかと展開されていいなぁ。わけが分からないなりに、辻褄が合っているというか、細かいところまでヘンな名前が付けられているところなんか、宮沢賢治の「やまなし」を思い出すのです。坂田さんはまた、「骨董刺繍」のような世界なんかもお得意で、イギリスの短編集などを読んでいても、坂田さんの世界を思い出します。
下はハヤカワ文庫版。やっぱり、全部欲しいなぁ、これ。
オンライン書店ビーケーワン:闇夜の本 2 オンライン書店ビーケーワン:闇夜の本 3

「マーガレットとご主人の底抜け珍道中 (望郷篇)」/二人で暮らせば

 2006-10-10-22:58
坂田 靖子
マーガレットとご主人の底抜け珍道中 (望郷篇)

前作の旅情編 においては、南極へ、オーストラリア大陸へと、ガシガシと動き回っていた、マーガレット奥さんとご主人。こちらは「望郷篇」だからなのか、それ程大きな遠出はない。せいぜいがとこ、ご主人の出張であったり、二人の小旅行であったり。でも、二人で、一人で旅して、帰るは楽しき我が家。

目次
草原の輝き
失われた都
吸血の森
海のセーター
名犬ナポレオン
オリーブ・グリーンの春
庭のたのしみ
訪問者たち
時間の森
プディング
氷河期
雪の日
歩く思い出たち
真夏の夜の夢
アラウンド・ザ・クロック
 シュール で ほわー/皆川博子

草原の輝き
:ご主人が出張先で見た、白い馬に、クロップマーク。白い馬については、こんな本 (「ケルトの白馬」)も以前読んだことがありました。

失われた都
:何百年も昔、ブルターニュの海の上にあった都、イスの話。滅んでしまったイスの伝説。パリとは、「イスに対するもの」という意味の、イスに代わる新しい都なのである。

吸血の森
:吸血鬼伝説が残る街に泊まったマーガレット奥さんとご主人。ご主人の虫刺されの痕を、吸血鬼の痕跡と間違えられて・・・。

海のセーター
:出張で、漁師町に泊まったご主人。パブである男性と仲良くなるが・・・。アラン・セーターは、海の男たちのもの。

名犬ナポレオン
:マーガレット奥さんが友人から預かったのは、キレイ好きで上品なダルメシアン。ご主人とは折り合いが悪かった、ナポレオンであるが・・・。

オリーブ・グリーンの春
:ギリシャの本を読んだマーガレット奥さんのたっての希望で、二人はフローラの季節を迎えたギリシャへ。

庭のたのしみ
:ご主人がこよなく愛するお庭♪

訪問者たち
:庭にやってくる(本来は)招かれざる訪問者達。ま、そこは好奇心旺盛なマーガレット奥さんですからね。

時間の森
:ご主人の旧友が暮らすのは、ほとんど未開と言ってもいい密林。ここでの生活にうんざりした旧友、カミングスさんは早く文明生活に戻りたいとぼやくけれど・・・。

プディング
:プディング狂想曲? 「女王陛下のプティング」から、「踊るプディング」のお話まで。プディングとは、カスタードプリンにあらず。小麦粉で作ったタルトパイのような地に、シチューや煮込みを入れたり、フルーツやジャムを混ぜて煮たり蒸したりしたものなのだ。

氷河期
:隣のティム少年と共に、恐竜のいた時代に思いを馳せるマーガレット奥さん。おりしも、停電とガスの供給ストップが重なり、そう、これはまるで氷河期を体験するかのよう!

雪の日
:雪ダルマを作りながら思い出す、ご主人の少年期のお話。直ぐ溶けちゃうし、邪魔なばっかりだけど、雪ダルマの行列も悪くないもんだよ、うん。

歩く思い出たち
:車が壊れてしまい、とある旧館に泊まることになった二人。マーガレット奥さんは、とうとう時空をも超える!

真夏の夜の夢
:夢の中で、ご主人の頭はなんとロバに!(あれ、でも、それでも考えられるってーことは、ご主人の頭は胃袋の中?笑) マーガレット奥さんにそっくりな、妖精の女王タイターニアに、妖精の王。そう、ここは、シェイクスピアの「真夏の夜の夢」の世界。

アラウンド・ザ・クロック
:突然飛び込んできたミミズクに部屋を乗っ取られてしまった二人。外で寝ようとしてみたり、一階の床で寝ようとしてみたり。マーガレット奥さんの言うとおり、ベッドじゃないところで寝るのって、わくわくするよね。たとえ屋根があっても、それらを取っ払えば、太古の昔からの繰り返し。空の下、風の中で人は眠るのだ。懐かしいのは、わくわくするのは、古の記憶が蘇るからなのかも。

ラスト、「アラウンド・ザ・クロック」では、何となく二人のお惚気。好きなものも苦手なものも違う、でこぼこコンビの二人だけれど、それでもやっぱりこの夫婦はピッタリなんだ。

「フレドリック・ブラウンは二度死ぬ」/いつかは読みたい、フレドリック・ブラウン

 2006-10-05-22:18
坂田 靖子, 橋本 多佳子, 波津 彬子 フレドリック・ブラウンは二度死ぬ

坂田靖子さんのマーガレット奥さんの本 を読み始めたら、ついつい既に読んだ坂田さんの本にも手を出してしまいました。とはいえ今日のこの本は、坂田靖子さんだけでなく、波津彬子さん、橋本多佳子さんという、三人の漫画家の手によるもの。フレドリック・ブラウンをこよなく愛す、三人の漫画家の競作アンソロジー。

目次
血      ?   坂田靖子・橋本多佳子・波津彬子合作
黒猫の謎    波津彬子
帽子の手品  橋本多佳子
わたしらはこうしてフレドリック・ブラウンしてんぞいね
狂気恐怖症  坂田靖子
大失敗    ? 橋本多佳子
ミミズ天使  ? 波津彬子
プラセット  ?? 坂田靖子
フィナーレ
あとがき

この中で、私が好きなのは、「ミミズ天使」「プラセット」

「ミミズ天使」は、ある日突然、天に昇る愛らしいミミズ天使を見てしまったチャールズの話。ミミズ天使の次にチャールズを襲うのは、雨の中での日射病、日焼け。博物館では、古銭陳列ケースになぜか生きた鴨が・・・。結婚式を間近に控えたチャールズは、この迷惑かつ不思議きわまる現象をそのままにはしておけない。考えるんだ、チャーリー!

「プラセット」は、二重太陽を持つ惑星の話。惑星プラセットは二重太陽のまわりを8の字を描いて回るため、6時間の昼、2時間の夜の次に、15時間の昼間と1時間の夜が来る。かつ、二つの太陽の中間点を通過する時、引力と磁力の加減により、視覚認識が狂ってしまい、全てが別のものに見えてしまう! また、プラセット唯一の生き物の鳥は、なんと地面の下を飛ぶというはちゃめちゃぶり。この星に来るとみんなうんざりしてしまうんだけど、色々あって、建設公団の行政主任、フィルは「だから私はここが大好きなんだ!」、と言えるようになる。

この本を読むまでは、 「短編の名手として名高いSF作家」フレドリック・ブラウンをまーったく知らなかったんだけど、この本を切っ掛けとして読みたい熱が高まるのでした。

今、amazonをざっと見たところ、気になるのは次の二冊なんだけど、入門編としては、どれがいいんですかね。沢山あるよ~。

フレドリック・ブラウン, 小西 宏
天使と宇宙船

フレドリック・ブラウン, 小西 宏
未来世界から来た男

この二冊は、表紙もいい感じではありますまいか?
【追記】
最近、良くお邪魔している、「奇妙な世界の片隅で 」のkazuouさんが、フレドリック・ブラウンの記事を書いてくださいました。 
 
 kazuouさんの記事はこちら 
  → ブラウン・オブ・ワンダー  フレドリック・ブラウンの奇妙な世界

やっぱり面白そうです、フレドリック・ブラウン。kazuouさんの文章も、これまた魅力的なんです。

「マーガレットとご主人の底抜け珍道中 (旅情篇)」/二人で旅せば

 2006-10-03-21:50
坂田 靖子
マーガレットとご主人の底抜け珍道中 (旅情篇)

マーガレット奥さんは旅行好き。気になる場所が出来たなら、「あなた、ちょっと南極へ行って来るわ。冷蔵庫にパイが入っているから、食べてね」なーんて調子で、ほいほいと出掛けて行ってしまう。

そんなマーガレット奥さんのご主人はというと、常識人にして心配性。マーガレット奥さんが心配で心配で、近所の人をして、「二ヶ月に一度は、ああやって奥さんを追い掛けてるんだ」などと言わしめてしまう始末。そう、奥さんが心配なご主人は、いつだってマーガレット奥さんの後を追い掛けてしまう! これは、そんな二人の珍道中。

目次
南極北極大冒険
おみやげ観測隊
大ネッシー探検
ジャパン・ライフ
ドーバー海峡殺人事件
オルメカの手
アンモナイトの記憶
三葉虫
ひだりまき大陸
ミイラの呪い
地上30cmの亡霊
インドの虎がり
ハタリ!
テントウ虫
ポリネシアン・パーティー
旅情
親指姫

奥さんは相当天然な感じなんだけど、彼女が自然と不思議なものを受け入れ、楽しんでしまうのに対し、ご主人はいつだって「うわーー!!!」と驚いてしまっている。でもね、このご主人、マーガレット奥さんとはいつもラブラブだし、実は彼自身が「へんなもの」に好かれるという特異体質の持ち主なのだ。南極ではペンギンの幽霊サムにぴっとりと引っ付かれ、オーストラリアではカンガルーのメイにセーターを奪われ、出張でエジプトに行けば、ミイラが棺おけつきで家までついてきてしまう。

また、怖いものが苦手だというのに、このご主人の夢は独創的で、いつだって豊かなイマジネーションに満ち溢れている。幾つかの章は、ご主人の夢の中のお話。

というわけで、マーガレット奥さんのキャラがいいのは勿論だけど、ご主人だって負けてはいない。ある意味で、割れ鍋に綴じ蓋のようなこの夫婦。そんな二人の旅の話が、面白くならないわけがない。
この旅もまた、現実的なものから、不思議の世界に片足若しくは両足を突っ込んでいるようなものまで、実に様々。

お話の中で特に印象に残ったのは「オルメカの手」「インドの虎がり」「ハタリ!」「テントウ虫」

「オルメカの手」は、ツアーにはぐれたマーガレット奥さんとご主人を、古代遺跡のもとに案内してくれた村の少年とのお話「インドの虎がり」では、なんと、見開き二ページ使った「とら、ぐるぐる」が見られるのだ。その結果は、勿論、ホットケーキだよね? 「ハタリ!」では、二人はバオバブを見にアフリカの地へ「テントウ虫」は、テントウ虫除けのおまじないから、魔女の話へ。

自分の中で、秋冬はなぜか坂田靖子さんの季節なのです。ふふ、次は、「望郷篇」を読むんだ~。

オルメカ (Wikipediaにリンク。おお、表紙とおんなじ絵が!!)

☆関連過去記事
星食い 」/幻想的な
マイルズ卿ものがたり 」/マイルズ卿の日常(かなりのほほん)
闇夜の本1 」/闇はすてきだ?

「DEATH NOTE・10~12」/そして、幕切れ。ライトの退場

 2006-09-12-21:49
   
大場 つぐみ, 小畑 健 「DEATH NOTE」
ジャンプ・コミックス

ニアは言う。「自分が正しいと思う事を信じ正義とする」。

既に犯罪者を裁くキラなしではいられないほど、世間ではキラの存在は大きなものになっていたけれど、ニアの考えは初代Lとほぼ変わらない。
キラはあくまで、単なる大量殺人者である。

初代Lと父亡き後、日本の捜査本部を欺き、二代目Lとなって、全てを自分の良い様に動かしていたライトにニアが迫る!

ニア対ライトの戦いは、ニアの言うとおり、正義か悪かの戦いですらない。
自分の方が上位の存在であると相手に知らしめたい、それは単なる自己顕示欲。

何が正しいか正しくないか
何が正義か悪かなんて
誰にもわかりません
・・・・・・もし神がいて
神の教示(ことば)があったとしても
私は一考し
それが正しいか正しくないかは
自分で決めます


大義のために動くものには、既に自分の考えすらないのかもしれない。

互いに互いを追い詰めたかに見えた最後の直接対決にて、ライトはニアに敗北を喫す。メロによるアクシデントが起こらなければ、ライトの計画はほぼ完璧であったと言えるのだが・・・。

ミサや出目川、魅上ら、利用するものはいたけれど、最後まで仲間はいなかったライト。決して協力し合っていたわけではないけれど、ニアとメロは初代Lを尊敬し、互いに認め合っていたという点では、やはり仲間だったのかもしれない。

敗北した孤独なライトが助けを求めたのは、死神リューク。最初の頃のライトであれば、自分の味方であるはずのないリュークなどに、決して助けを求めたりはしなかったはずなのに・・・。これだけの色々なことがあっても、死神にとってはそれは単なる退屈しのぎ。そう、「結構楽しめた」ものではあったみたいだけれどね。

一旦動いてしまった世の中は、完全に元に戻るわけではない。キラを待ち続ける人々の元に、また違う「キラ」がやって来る日は来るのだろうか。

*臙脂色の文字の部分は引用を行っております。何か問題がございましたら、ご連絡ください。
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プロフィール

つな がる

Author:つな がる
つなです。
「日常」logとも称していますが、そう多くはない手持ちの本、興味が赴くままに借りてきた図書館本の感想が主になります。
興味を持った記事があったり、あなたが読み終えた本について語っていたら、是非あなたの感想を教えて下さい。お待ちしています。

2008年3月23日に、fc2ブログに引っ越してきました。それ以前のamebaブログでの更新も、引っ越しツールによって移行しています(以前の記事は、表示が少々見辛いかもしれません。ご容赦を)。

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